ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君

「ドラコンクエスト」シリーズは、1986年の発売から現在までゲーム業界の最前線を走り続けているゲームです。全世界で490万本出荷を記録し、当時のPS2史上最多の販売数となりました。

The 8th CESA GAME AWARDS FUTUREや、第19回デジタルコンテンツグランプリ ヒットコンテンツ部門DCAj会長賞などを受賞しています。

THEキングオブRPGと言っても過言ではなく、日本のみならず海外でもドラゴンクエスト、通称ドラクエの名前を耳にしたことがない人の方が少ないというゲームソフトです。

■PS2ソフトで一番売れた「ドラゴンクエストVIII空と海と大地と呪われし姫君」

ドラクエ8は2004年にプレイステーション2のソフトとして発売されたソフト。

従来のドラクエシリーズは「上から下をまっすぐ見下ろした視点」だったのに対し、ドラクエ8は後方からキャラクターを見たような視点になったのが特徴で、私も最初違和感がありましたが、すぐに馴染みました。

例えば、武器を変えると、その武器がグラフィックに反映されるリアルな描画など、ゲーマー心をくすぐる演出が多数盛り込まれています。ゲームの感想・レビューにも、「これがいい！」という意見の多いシステムでした。

もちろんストーリーも裏切ることのない内容で最初から最後まで一気に進められてしまうことが人気の理由です。

■ドラクエ8と言ったら「錬金釜」

ドラクエ8を語る上で絶対に外せないのが「錬金釜」です。

錬金釜とは自身が集めたアイテムを2～3つ掛け合わせることで新たなアイテムを作り出してくれる窯のこと。ショボいものとショボいものを掛け合わせてもショボいものしか出来ませんが、組合せによってお店では手に入らない強力なアイテムが出来るので、ドキドキワクワクしてしまいます。

しかし、そのドキドキ以上に「強いアイテムが欲しい！」という欲求が高まってしまい…。インターネット上に有志の手によって作成されていた「錬金釜のレシピ」を参考に日夜錬金していた記憶があります。

ちなみにドラクエと言ったら「はぐれメタルシリーズ」が最強の武器として知られていますが、錬金釜でも出来ちゃいます！！

■3DSにて追加要素を搭載してリメイク！

大人気だったドラクエ8は2015年に新要素を追加した形でニンテンドー3DSにて発売されました。

新ストーリーの追加、イベントフルボイス化、新たなエンディング等の追加に加え、3DSの機能「すれ違い通信」を利用した写真交換やアイテム配信といったイベントも行えました。

■リメイク版ドラクエ8の口コミレビュー

かなりいいリメイクでした。戦闘シーンを倍速で行える倍速モードが入ったのはかなり大きくサクサクゲームを進めることができました。高難易度のダンジョンも追加され、やりこみ度も格段にアップしましたね！

PS2の頃もやりましたが、新たに仲間が2人加わり新ストーリーも追加されるとのことで購入。結果、大満足でした。とくに手軽に持ち歩けてどこでも出来るというのは良かったです。

最近のゲームは内容が薄いことが非常に多いですが、ドラクエはやっぱり内容がとても濃くて、ドラクエってやっぱりすごいんだなぁと思わされました。

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君のゲーム内容を紹介！

ここからは、ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君について、発売時のキャッチコピーや作品のあらすじ、ゲームシステム、制作スタッフなどに関する情報を紹介します。

■ゲーム発売時のキャッチコピー

ゲーム発売時のキャッチコピーとして、「見渡す限りの世界がある」が使用されました。リメイクされた3DS版の発売時は、「声をあげて、冒険が生まれ変わる」というキャッチコピーが新たに制作されています。

■ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君のあらすじ

ドラゴンクエストVIIIの主人公は旅の途中、仲間のトロデとミーティアを呪いによって別の姿に変えられてしまいました。呪いをかけた道化師ドルマゲスを追って、様々な街を旅していきますが、途中で登場人物が襲われてしまったり、ゼシカやククールといった新たな仲間が加わったりします。

闇の遺跡でドルマゲスを倒すことに成功した主人公は、ドルマゲスの杖に封じ込められていた暗黒神ラプソーンの復活を食い止めるため、新たな戦いを始めるというストーリーです。

■ゲームのシステムや各機種での特徴

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君で採用されているゲームシステムは、各機種によって若干異なります。

移動画面は画面左下に方角を表すコンパスが表示されるほか、どのステージに居ても地図を確認できるなど、現在位置が分かりやすい点が特徴です。光の世界・闇の世界という2つの世界がありますが、主なステージは光の世界となっています。

また、徒歩以外で水中や空中を移動する時のグラフィックがリアルなことも、本作の特徴です。スマートフォン版の作品では、画面移動時に自動で走るモードが追加されました。

バトルシーンでは、プレイヤーキャラクターが横並びに表示されることが特徴です。PS2作品では、戦闘に参加する4人のメンバー固定でした。ニンテンドー3DS作品では、戦闘に参加できるキャラクターが追加されたことにより、途中でメンバーの入れ替えが可能です。

その他、PS2作品と3DS作品では、ボタン操作に対応しているコマンドが変化していることや、回想シーンやイベントが追加されていることなどが、主な違いとなっています。

■主な登場人物

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君に登場する主なキャラクターについて、以下に紹介します。

・主人公
赤いバンダナがトレードマークの、18歳の青年。トロデーン王国の近衛兵で、仲間の呪いを解くために旅をしている。

・ゼシカ・アルバート
魔法使いの見習いの女性。道化師ドルゲマスの手に掛けられた兄の敵を討つため、アルバート家を出て主人公と合流した。

・ヤンガス
ごつごつした帽子がトレードマークの、元山賊の男。主人公を襲うが逆に助けられたことをきっかけに、主人公の旅に加わった。

・ククール
銀髪で長身の青年。修道院の騎士団に所属している。両親の仇を打つため、ドルマゲスを追う主人公の仲間になった。

・ゲルダ
金品や宝を狙っている女性盗賊。ヤンガスとは古くからの知り合い。ゲーム終盤で主人公の仲間に加わる。

・モリー
緑と赤の目立つ服装をした男性。モンスター・バトルロードを主宰する経営者。最強モンスターの育成を夢見て、戦闘に長けた主人公に協力する。

・トロデ
トロデーン王国の王様。ドルマゲスの呪いによって姿を変えられてしまった。ゲーム中では、錬金釜のコントロールや戦闘時のコメントなどで活躍する。

・ミーティア
トロデーン王国のお姫様。主人公と幼馴染。ドルマゲスの呪いによって馬に変えられてしまった。

・トーポ
たてがみが特徴的なネズミのキャラクター。主人公のポケットに潜んでいる。狭い所を探索したり、戦闘時の補助をしたりする。

・サーベルト・アルバート
ゼシカの兄。魔法剣士の末裔で剣技を修めているものの、ドルマゲスに命を狙われてしまう。

・マスターライラス
魔法使いの老人。もともとはドルマゲスの師匠であった。PS2作品では姿は見せず、情報のみ登場する。3DS作品では姿が映る。

・ギャリング
素手でクマを倒すほどの腕力を持つ男。カジノのオーナー。ドルマゲスによって命を狙われてしまう。

・オディロ
修道院の院長。温厚な性格の老人。ドルマゲスとトロデの対立に巻き込まれ、命を落としてしまった。

・チェルス
呪術師の召使の青年。主人に対する忠誠が厚く、戦闘力は持たないものの勇敢に行動するキャラクター。

・メディ
薬草使いの老婆。温和な性格で、大学者カッティードの末裔。主人公に最後の鍵を託す。

・法皇
教会の主。ドルマゲスに狙われた七賢者の最後の生き残りであったが、法皇の座を狙う者の手に掛かり、命を落とした。

・ドルマゲス
トロデーン王国の宝である神鳥の杖を盗み、暗黒神ラプソーンによって操られてしまった道化師。主人公と敵対するキャラクター。

■制作スタッフや使用楽曲

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君の制作に携わったスタッフや、ゲーム中で使用されている楽曲のタイトルは以下の通りです。

【制作スタッフ】
・ゲームデザイン：堀井雄二
・音楽：すぎやまこういち
・キャラクターデザイン、モンスターデザイン：鳥山明
・サブキャラクターデザイン：有坂友和
・ディレクター：日野晃博
・メインプログラマ：御姓智宏、川口洋一
・バトルシステムプログラマー：小林敬幸、茶堂晃二、板垣衛
・モーションシステムプログラマー：四ヶ所誠
・プログラムディレクター：赤坂泰洋
・アートディレクター：鮫島貴之、松尾一成

【主な使用楽曲】
・『序曲』序盤のBGM
・『城の威容?王宮のガヴォット』城のBGM
・『穏やかな街並み』町のBGM
・『対話』大きな町のBGM
・『静かな村』村のBGM
・『楽しいカジノ』カジノのBGM
・『讃美歌に癒されて』教会のBGM
・『修道僧の決意』修道院や聖地のBGM
・『大聖堂のある街』大聖堂のBGM
・『ひんやりと暗い道』ダンジョンのBGM
・『暗い道の奥で』洞窟内のBGM
・『神秘なる塔』塔のBGM
・『終末へ向かう』ラストダンジョンのBGM
・『闇の遺跡』闇の遺跡のBGM
・『広い世界へ』フィールド移動中のBGM
・『海の記憶』海上移動中のBGM
・『おおぞらをとぶ』飛行中のBGM
・『雄叫びをあげて』 戦闘中のBGM
・『難関を突破せよ』中ボス戦のBGM
・『おおぞらに戦う』ラスボス戦のBGM

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君に関連する様々なグッズ

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君に関連する商品はゲーム作品だけでなく、書籍やCD、ゲームコントローラーなど様々なグッズが展開されています。

以下では、ドラゴンクエストVIIIの主な関連グッズをまとめました。

■ドラゴンクエストVIIIに関する書籍

・『Vジャンプブックスゲームシリーズ ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』集英社（2004/11/27発売）
・『Vジャンプ緊急増刊 ドラゴンクエストVIII大冒険スーパーガイドブック』集英社（2004/12/15発売）
・『SE-MOOK ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 公式ガイドブック 上巻 世界編』スクウェア・エニックス（2005/2/18発売）
・『SE-MOOK ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 公式ガイドブック 下巻 知識編』スクウェア・エニックス（2005/2/18発売）
・『ドラゴンクエストVIIIのあるきかた』スクウェア・エニックス（2005/8/5発売）
・『Vジャンプブックスゲームシリーズ ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 世界探索の書』集英社（2015/8/27発売）
・『ヤングガンガンコミックス ドラゴンクエストVIII 4コママンガ劇場 復刻版』スクウェア・エニックス（2015/8/27発売）
・『SE-MOOK ニンテンドー3DS版 ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 公式ガイドブック』スクウェア・エニックス（2015/9/26発売）

■ドラゴンクエストVIIIに関するCD作品

・『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 ORIGINAL SOUNDTRACK』アニプレックス（2004/12/22発売）
・『交響組曲「ドラゴンクエストVIII」空と海と大地と呪われし姫君』アニプレックス（2005/6/22発売）
・『交響組曲「ドラゴンクエストVIII」空と海と大地と呪われし姫君』キングレコード（2009/8/5発売）
・『「ドラゴンクエストVIII」空と海と大地と呪われし姫君 オリジナル・サウンドトラック』キングレコード（2009/10/7発売）
・『ニンテンドー3DS「ドラゴンクエストVIII」空と海と大地と呪われし姫君 オリジナル・サウンドトラック』キングレコード（2016/3/9発売）

■ドラゴンクエストVIIIに関するその他のグッズ

・PLAY ARTSフィギュア ドラゴンクエストⅧ ククール
・PLAY ARTSフィギュア ドラゴンクエストⅧ ゼシカ
・PLAY ARTSフィギュア ドラゴンクエストⅧ ククール
・PLAY ARTSフィギュア ドラゴンクエストⅧ ヤンガス
・PLAY ARTSフィギュア ドラゴンクエストⅧ 主人公
・ドラゴンクエストⅧ キャラクターズギャラリー 主人公
・ドラゴンクエストⅧ キャラクターズギャラリー ゼシカ
・ドラゴンクエストⅧ キャラクターズギャラリー ヤンガス
・ドラゴンクエストⅧ キャラクターズギャラリー トロデ
・ドラゴンクエストⅧ キャラクターズギャラリー ドルマゲス
・ドラゴンクエストスライムコントローラーHORI（2004/11/27発売）

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