「ファイナルファンタジー」とは

ファイナルファンタジーとは、スクウェア・エニックスから出ているRPGシリーズです。
また初期の頃はエニックスから出ていました。
ドラゴンクエストシリーズと同じように２大看板RPGとして知られており、世界でも人気のある作品となっています。

壮大で美麗な音楽。野村哲也と天野喜孝が織り成すお互い違ったスタイルで描く、スタイリッシュで華麗なキャラクターデザイン。
これらはFFシリーズを象徴するものとして機能しています。

初代FFで見せた先駆的演出とシステム

初代FFの時点で画期的な演出・システムを見せています。
まず旅の序盤のイベントをこなしてから始まる、変則的なスタイルで導入されるオープニングタイトルは、これからも楽しい冒険が待ち構えているぞと言う期待が高まります。

次に「全世界を見渡せるマップ」や「頻度の高いコマンドのショートカット」。
「エンカウントのない飛行乗り物」や「乗り物の高速スクロール処理」などもあり、こう言った世界標準の利便性を既に採用しています。

スクウェアRPGの原点

スクウェアは他にも聖剣伝説やゼノギアスやゼノブレイドなど数多くのRPGを手がけていますが、それらスクウェアRPGの原点とも言われています。
こう言ったスクウェアの他の人気RPGを手がけるスタッフがそこに集結しており、またファイナルファンタジーがヒットしなければ、これらのRPGの発売もなかったのです。（詳しくは下記に書きます。）

ファイナルファンタジーの特徴

世界観の繋がりは基本ありません

ファイナルファンタジーの特徴としては、基本的に毎回世界観が繋がっていない事がまず取り上げられます。
ドラクエシリーズは世界観の繋がりを特に初期のシリーズであるロト三部作と呼ばれる、1・2・3シリーズで見せているものの、ファイナルファンタジーシリーズに関してはハッキリと世界観が繋がっているとは伺わせていません。

ただ「FINAL FANTASY 10」の続編の「FINAL FANTASY 10-2」があるように、世界観が繋がっているものはあるものの、タイトルのように明確に示しているので、どのシリーズを始めれば良いか？分からないと言う戸惑いは発生しません。

ストーリーについて

基本的に世界観が一新されるので、ストーリーのテイストも度々特徴的なものになります。
8と10に至ってはラブストーリー。
7の場合はリメイク作がもうじき出るとは言え、今ではアウトなような表現の連続。
9は久々の中世ヨーロッパ風ファンタジーが展開されましたが、ストーリーとしてはハードな部分も多いです。

ストーリーの幅の広さを楽しめるのも、ファイナルファンタジーシリーズの特徴かなと言えます。

野心的なシステムの数々

ファイナルファンタジーシリーズは野心的なシステムを、多く導入しているのも特徴です。

まず敵もリアルタイムで動き、メーターが溜まったキャラだけが行動できるATBが有名です。

他にも7ではマテリアシステムと言って、武器に特殊な効果を持たせるスロットが存在し、入れ込むことでド派手な連続攻撃が可能。
8では敵のレベルをプレイヤーキャラに合わせ、またドローと言うコマンドで敵キャラから魔法を奪うことが可能です。

そして12ではフィールド画面でそのまま戦闘するようになり、以降のffシリーズの主流になっています。

また13では一本道のストーリーを用意することで、恐らくどこに行けばいいか分からない戸惑いをカットし、ストーリーに集中させる狙いもそこにはあったと思います。

そして15では広大なオープンワールドを用意と、こちらが語った野心的と言う意味が、少しはお分かり頂けたのではと思います。

優しい曲調が多い音楽

音楽は初期ドラクエシリーズほどのインパクトはないかもしれませんが、その分誰かの心に寄り添う優しい曲調が多いのが特徴です。
また作品ごとにガラッとかわる世界観に合わせてテイストも変えてます。

それでもファイナルファンタジーシリーズの中で特に有名なのが、プレリュードや戦闘終了後に流れるファンファーレで一度は聴いたことがる人が多数だと思います。

名称の由来とは？

ところで誰もが気になると思われる名称の由来とは何でしょうか？
それは当時最後のゲームになる覚悟で出していたからです。

その時のスクウェアは出すソフトが全て不振に終わり、倒産寸前にまで追い込まれました。

そこで”最後の夢”を託すと言う事でファイナルファンタジーを開発。失敗したら経営を終わらせるつもりだったので、『ファイナル』と名付けています。

また数多くの大ヒット作の研究も行ったとか、実際は意味はないタイトルとか言われていますが、どっちにしろファイナルと付くタイトルがずっと続いてるのはそのような意味がありますし、倒産していたら聖剣伝説やスクウェア・エニックスも生まれません。

まとめ

スマホゲームも発売されていますが、広大なファンタジー世界を楽しむなら、やはりナンバリングタイトルが一番です。
それぞれに違った特色のある映画のような世界観を体感してみてはいかがてしょうか？

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