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■スーパーマンとは？

アメリカンコミックスに登場しているヒーローの名前で、彼を主役としている作品のシリーズ・タイトルとなっている。1938年に創刊されたアクションコミックスで初登場した。

全身タイツであるコスチュームを着て、大きなマントを背につけて、空を飛んだり色々な超能力を使う。その後に登場するヒーローたちに受け継がれた、多くの特徴を初めから持っていた。

アメコミの歴史にでもスーパーヒーローの元祖と呼べる貴重な存在となっている。この後にデビューした、バットマンやワンダーウーマンと同じく、現在もDCコミックで看板ヒーローとして活躍中である。

また映像作品も多くが作られいるので、日本では原作の漫画よりもそちらに触れる方が圧倒的に多いと思われる。現在においける、最新の実写映画は2016年の「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」である。

■スーパーマンの背景設定

新聞社のデイリー・プラネットで働いているクラーク・ケント。彼は地味な男だったが、堅実な内容の記事を書く社会派の記者と存在を知られていた。同僚からは大きな体格をしている割に大人しい優しげな男と思われている。

しかし、事件が発生したと知らせを聞けば、クラークはスーツを脱いで、その下に着込んでいる青いコスチューム姿となり、胸に大きな「S」の文字、背中には赤いマントで困っている人々を救うのだった。

スーパーマンであるクラーク・ケントは、実は地球人ではない。非常に高度な文明を発達させていた、惑星クリプトンの人だった。しかし、星が崩壊する時に脱出ポッドに乗せられ、地球に送り出されたのだ。

その直後、クリプトン星は崩壊。故郷を失った赤子を拾い育てたのは、ケント夫妻であった。夫婦の息子として、クラークという名をつけてもらい、立派な青年へと成長していく。

そして、大人になったクラークは大都市メトロポリスへと移住して、デイリー・プラネットに入社する。強大な能力を使い人々の役に立てながら、能力で救えない人たちは記者としてペンで救う事を信条として生活を送る。

■スーパーマンのコスチューム

代名詞となっている特徴的な青いタイツと真っ赤なマント、これは地球で彼を育てた母のお手製である。普通の布なのだが、身体から出ているフォースフィールドにより耐久性の高いコスチュームとなっている。

しかし、身体についていないマントは範囲外となっており破けやすい。

■スーパーマンの能力

太陽の光をエネルギーとして発揮されている超能力。頭脳はスーパーコンピューターをも圧倒してしまう解析と計算能力をもっている。視覚・聴覚も超鋭敏で透視や人ごみでの一人一人の声も聞き分ける。

80万トンの重さを持ち上げる事が出来る腕力、時速800万kmで飛行も出来る。フォースフィールドがあるため、40メガトンの核爆発にも耐える事が出来る防御力がある。

目から発する超高温光線は、物体の破壊や溶解が出来て、口から超低温の吐息を吐き物体を冷凍させる。そして、この吐息と本気で吹くと、竜巻さえも起こせるのだ。

ある程度の催眠術も使えているようで、普段から周りにいる人間がクラークとスーパーマンが似ていることに全然気付かないのは、この催眠波でバレ無いように暗示をかけている。だから誰にも正体を気付かれない。

■スーパーマンの弱点

クリプトナイトと呼ばれている鉱物。崩壊した惑星クリプトンを作っていた物質であり、これから出ている放射線に触れるとスーパーマンの肉体は常人レベルとなり弱体化する。さらに長時間触れると、これだけで死にいたる。

他にも魔法耐性は、地球人以下であると言われており、テレパシー能力がない為、人を疑うことが無い純粋な性格をしている。それを利用されて敵の罠にはまってしまう事もよくある。

■スーパーマンに出てくる代表的な悪役

・レックス・ルーサー

スーパーマンの最大の敵でだが、生身の人間で超能力なども基本的にもっていない。生身の人間だが知恵と勇気でスーパーマンやその他の多くの超人ヒーローたち立ち向かっていく。

お前の方が、主人公属性が高くないか？と言いたくなる程に努力の使い方を間違った人である。重病になったり、死ぬ事もあるのだが、簡単に生き返る。最近では、スーパーマンの元親友だという設定が追加された。

・ドゥームズデイ

スーパーマンを殺害した事がある人造生命体。飛行能力は無いが、腕力はスーパーマンと同等以上で、かなり不死に近い抜群の超回復能力がある。瀕死のダメージでも肉体が瞬時に耐性を作るチート能力を持つ。

初登場の時は、バットマンを含むヒーローチームを蹴散らしている。スーパーマンが、初めて相手を殺すことを覚悟してまで戦って何とか相打ちという壮絶な登場をしたが、最近はパッとしていない。

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