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ライターネーム「夏目」
ライター: 夏目

BTOパソコンに興味があるけど買い方がわからない!おすすめの機種・パーツ等を型番付きで紹介!

2021.7.14

 

 

興味はあるけど〝ややこしそう〟で購入をためらってしまうBTOパソコンについて、簡単に解説してみます。

 

この記事を読めば以下のポイントが理解できます。

 

・BTOパソコンの仕組み
・BTOパソコンが安い理由
・BTOパソコンは壊れやすい?
・信頼出来る大手ショップ
・ゲームのジャンルを例にしたBTOパソコンの選び方
・店舗購入・通販のメリット・デメリット

 

BTOパソコンは簡単な仕組みさえ理解すれば、家電量販店でパソコンを購入するのと変わらない感覚で購入できますのでご安心ください!

 

 

 

■BTOパソコン(PC)とは?

 

 

BTOパソコン 買取

 

 

BTOパソコンは端的にいうと「ショップで組み立ててもらう自作パソコン」のようなものです。

自作パソコンは、自分の目的に合わせてパーツを選び自分で組み立てるパソコンのことで、以下のようなメリットがあります。

 

・コストを抑えられるので、同じ価格でも既成品よりハイスペックなパソコンを手に入れる事が出来る

・自分の使用用途にあった構成で組める

 

「ハイスペックPCを安い値段で手に入れられる」というのは非常に魅力がありますが、自分で組み立てるとなると難易度が高く、中々手を出せません。

その難しい部分をショップが担ってくれるのが「BTOパソコン」です。

 

BTO(Build To Order)パソコンの魅力は「自作パソコンのようなコスパ」「サクっと購入出来る手軽さ」の両方を持ち合わせている点です。

BTOは「Build To Order=受注生産」の略で、BTOパソコン取扱ショップで希望のスペックを元にパーツを指定し、組み立ててもらう事が出来ます。

 

BTOパソコンはショップ組み立てになりますので、自分で組むのと比べるとコストは上がりますが、既成品よりコストを抑えつつ好みのスペックに仕上げる事が可能です。

 

 

■■セミオーダー方式なので知識が無くても大丈夫

 

「希望のスペックを元にパーツを指定する」と書きましたが、よくわからない方も多くいると思います。

 

・自分の希望するスペックって?
・パーツって何のパーツ?

 

そういった場合でも安心して注文できる有名ショップが沢山あるので安心して下さい。

 

「●●というゲームを書いて快適にプレイしたい」そんな風に相談すれば、オススメの〝セット(組み合わせ)〟を教えてくれるので、そのBTOパソコンを購入するだけでもOKです。

 

 

■■BTOパソコンは何故安いのか?

 

BTOパソコンがメーカーの既成品より安いと書きましたが、その大きな理由はこの2つ。

 

・プリインストールソフトが入っていない
・メーカーのブランド価格が抑えられている

 

プリインストールソフトというのは、マイクロソフトオフィス(ワードやエクセルetc)などのソフトを指します。

会社のパソコンに当たり前に入っているマイクロソフトオフィスですが、その価格は30,000円~と中々大きな金額になります。

そういったソフトを省くことで数万円のコストを抑えることができます。

 

また、既成品のパソコンを販売している家電メーカーは大きな看板を掲げている有名メーカーも多く、どうしてもブランド価格が乗ってしまいます。(広告費や組織運営費)

 

BTOパソコンにもブランドは存在しますが、ブランド価格は抑えられています。

 

 

■■BTOパソコンは壊れやすい?

 

昔は「BTOパソコンは壊れやすい」という話をよく耳にしましたが、この点は「ショップによりけり」といったところです。

壊れやすさは、パーツの品質の問題もありますが、パーツ同士の組み合わせ(相性)も重要になってきます。

 

基本的に、家電メーカーの既成品パソコンも(ちゃんとしたショップの)BTOパソコンも仕組みは一緒で、マザーボード、ハードディスク、グラフィックボードetc…それぞれに特化したメーカーのパーツを使用し組み立てられています。

 

※例えばグラフィックボードのGPUという部分は「NVIDIA」と「AMD」というメーカーしか作っていません。

BTOパソコン販売の有名ショップともなれば、長年培ってきたノウハウがありますのでパーツ同士の相性の問題もしっかりと確認されています。

こういった点から、BTOだから壊れやすいということは無いと言えるでしょう。

 

しかし、全てのBTOパソコン取扱ショップが、ちゃんとしたパーツを使っているという保証はありませんし、パーツ同士の相性の確認も然りなので「ショップによりけり」という答えになってしまいます。

 

大手ショップである「ドスパラ」「マウスコンピューター(G-Tune)」「パソコン工房」などのBTOパソコンであれば、そういった点は安心できます。

 

この記事では、長年BTOパソコンを販売しノウハウを蓄えてきている有名ショップのパソコンのみをご紹介致します。

 

 

 

■オンラインゲーム(ネトゲ)にオススメ!BTOゲーミングPCは目的に合わせてオーダー

 

 

BTOパソコン 買取

 

 

BTOパソコンの購入を検討する方の多くは、オンラインゲーム(ネトゲ)、動画編集、DTM(音楽編集)などの明確な目的を持った方が多いと思います。

 

ここではオンラインゲーム(ネトゲ)に焦点をしぼり、用途別のオススメ「ゲーミングPC」をご紹介致します。

 

 

■■MOBA目的の方にオススメのPCスペック(性能)

 

「LoL(リーグ・オブ・レジェンド)」「Dota2」などを始めとし、世界的な人気を誇るゲームジャンル「MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」

 

ゲームジャンルにはFPS(ファーストパーソン・シューター)やMMORPG(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)といったジャンルがありますが、その中でも最も軽いのがMOBAです。

 

軽いということは「そこまでハイスペックじゃなくても大丈夫」ということなので、FPS、MMORPGに比べ値段の安いゲーミングPCで対応出来ます。

 

 

■■■Core i5、メモリ8GBでも対応可能

 

パソコン構成において重要になってくるのがCPUのスペック(性能)ですが、ゲーミングPCの場合はCPUの中でも性能の高いCore i7が主流です。

MOBAのプレイを目的とする場合は、その1つ下のCore i5で十分と考えられます。

 

Core i7に比べ、Core i5は1万円以上安いのでコストを抑えることができます。(一般的な価格差ですので全てに当てはまるわけではありません)

またメモリも8GBで十分です。

 

 

■■■グラフィックボードは「GTX1060」で十分対応可能

 

グラフィックボードのGPUには多くのモデルが存在しますが、有名どころのGPUで言うとNVIDIAの「GeForce GTX」があります。

GeForce GTXにはGTX1050~1080とあり、1050~1080の部分の数字が大きくなるにつれて性能が高くなり、価格も高くなっていきます。

 

MOBA目的の場合はGTX1050~GTX1060で十分と言われていますので、今のところ1060を買っておけば問題ないと言えますし、1050でも十分と考えられます。

 

 

 

■■MOBA目的の方にオススメのゲーミングPC

 

オススメのスペックを解説しましたが、それらを深く理解すること無くサクっと購入出来てしまうのもBTOパソコンのメリットです。

 

ここではMOBAをプレイする際に必要なスペックを兼ね備えたBTOパソコンをご紹介致します。

すでにセットとして販売されているので、購入するだけですぐに使用できます。

 

 

■■■ドスパラ「ガレリア DH」(10万円以下)

 

BTOパソコンショップの中でも1、2を争う知名度のショップがドスパラです。

ネット通販だけでなく、店舗もありますので購入はどちらでも可能。

 

必要最低限なコストでMOBAをプレイしたい!という方にオススメなのがドスパラの「ガレリア DH」です。

その魅力はなんと言っても10万円を切る価格!

 

OS:Windows 10 Home
CPU:Core i5-8500
メモリ:8GB
グラフィックボード:GeForce GTX1050Ti 4GB
容量:HDD 1TB

 

という構成なので、+9000円で240GBのSSDを追加すれば存分にMOBAを楽しめます。(SSDの追加は注文時に簡単に行えます)

 

 

■■■G-Tune「NEXTGEAR-MICRO im610BA1-DNFM」

 

続いては「マウス、マウス、パソコンマウス♪」という乃木坂46のCMでお馴染みのマウスコンピューターのBTOパソコンです。

マウスコンピューターが展開しているハイスペックゲーミングPCブランドの「G-Tune」には幅広いラインナップのBTOパソコンがあります。

 

「NEXTGEAR-MICRO im610BA1-DNFM」は13万円ほどの価格で、MOBAを快適に楽しめるだけでなくゲーム配信や更に処理の必要なゲームも楽しめるスペックとなっています。

 

OS:Windows 10 Home
CPU:Core i7-8700
メモリ:16GB
グラフィックボード:GeForce GTX1060 3GB
容量:SSD 240GB + HDD 1TB

 

これから色々な事をするかもしれない!という方はコチラを選んだ方がいいかもしれませんね。

 

 

■■MMORPG目的の方にオススメのPCスペック(性能)

 

「ラグナロクオンライン」や「黒い砂漠」をはじめ、「ドラゴンクエストX(ドラクエ10)」や「ファイナルファンタジー14(FF14)」といった日本ゲーム業界の名作も含まれるMMORPG(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)ジャンル。

 

MMORPGは軽いゲームと重いゲームが混在しています。

 

例えばドラクエ10であれば軽いのでスペックがあまり高くないPCで大丈夫ですが、FF14のような高画質を売りにしているゲームの場合はハイスペックPCでないと起動すらできなかったり、ゲーム中にカクカクしてしまうという自体に陥ってしまいます。

 

ここでは、それぞれのゲームに合わせたスペックをご紹介します。

 

 

■■■FF14、黒い砂漠などは「Core i7」×「GTX1070」

 

MMORPGの中で重いと言われているFF14、黒い砂漠のプレイを考えている場合、CPUはCore i7のものを選ぶのが無難です。

グラフィックボードはGTX1070、最低でもGTX1060以上を選ぶといいでしょう。

 

 

■■■ドラクエ10、ラグナロクオンラインなどは「Core i5」×「GTX1050」でも対応可能

 

ドラクエ10やラグナロクオンラインはMMORPGの中でもかなり軽いゲームにあたり、要求されるPCスペックもさほど高くありません。

 

10万円以下で購入できるCore i5搭載のパソコンで対応可能です。

グラフィックボードもGTX1050で十分かと思います。

 

 

 

■■MMORPG目的の方にオススメのゲーミングPC

 

 

BTOパソコン 買取

 

 

ハイスペックを要求されるゲームとそうでないゲームが混在するMMORPG。

ここではハイスペックPC、ミドルスペックPCの2台をご紹介。

 

 

■■■ドスパラ「ガレリア XV」

 

BTOといえばドスパラですが、15万円ほどするハイスペックマシン「ガレリア ZV」であればFF14や黒い砂漠を難なく楽しむことができます。

 

OS:Windows 10 home
CPU:Core i7-8700K
メモリ:8GB
グラフィックボード:GeForce GTX1070Ti 8GB
容量:SSD 500GB + HDD 2TB

 

 

■■■G-Tune「NEXTGEAR-MICRO im610BA1-TV」

 

続いてはマウスコンピューターの展開するG-Tuneの10万円以下のモデル。

ドラクエ10やラグナロクオンラインであれば、10万円以下の価格帯のPCでも対応可能です。

余裕があればSSDを+すると尚良いですね。

 

OS:Windows10 64bit
CPU:Core i5-8400
メモリ:8GB
グラフィックボード:GeForce GTX1050 2GB
容量:HDD 1TB

 

 

 

■■FPS目的の方にオススメのPCスペック(性能)

 

Overwatch(オーバーウォッチ)、SUDDEN ATTACK(サドンアタック/SA)、Alliance of Valiant Arms(AVA)などのゲームが人気のFPS(ファーストパーソン・シューター)ジャンル。

 

1人の兵士となり主観視点で戦闘を行うゲームが中心で、実況動画配信も多いジャンルですね。

FPSはちょっとでも気を抜いたら倒されてしまいますし、どれだけ早く敵に照準を合わせられるか(エイムできるか)が重要になってきます。

 

グラフィックにもこだわっていて動きも激しいので、パソコンのスペックはとても重要です。

そこまで重くないFPSであっても、全力で楽しむ為にはパソコンの購入予算は15万円前後と考えたほうがいいでしょう。

 

 

■■■カクカクせずにFPSをやるなら「Core i7」×「GTX1060」以上が推奨

 

FPSをカクツキや残像無くプレイするなら、CPUはCore i7、グラフィックボードはGTX1060以上が推奨となります。

出来ればGTX1070以上がいいでしょう。SSDも必須です。

 

 

 

■■FPS目的の方にオススメのゲーミングPC

 

スペックが足りていないPCでプレイすると、非常にストレスが溜まるFPS。

このPCなら大丈夫!というものをご紹介します。

 

■■■ドスパラ「ガレリア XV」

 

MMORPG(重めの)の際にも登場したガレリアZVは、FPSでも十分に通用するスペックです。

Overwatch(オーバーウォッチ)などの重いと言われているFPSも快適にプレイできます。

 

さらにスペックを必要とするゲームも楽しむ予定のある場合は、最初からメモリを16GBに変更しておきましょう。

メモリ増設は、お店の購入画面で簡単に追加できます。(+12700円)

 

OS:Windows 10 home
CPU:Core i7-8700K
メモリ:8GB
グラフィックボード:GeForce GTX1070Ti 8GB
容量:SSD 500GB + HDD 2TB

 

 

 

■BTOパソコンの購入は店舗と通販どっちがいいのか?

 

 

BTOパソコン 買取

 

 

ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房など〝大手〟BTOパソコンショップは通販だけでなく店舗でもパソコンを購入できます。

 

 

■■店舗購入のメリット・デメリット

 

店舗購入のメリットは、なんと言っても(希望のスペックのPCがあれば)すぐに持って帰れる、という点です。

今すぐにゲームを始めたいという場合は、電話で店舗に問い合わせして、希望スペックのPCの在庫があれば足を運ぶといいですね。

 

デメリットは足を運ぶ手間、希望したスペックが無い場合がある、という点です。

 

 

■■通販購入のメリット・デメリット

 

通販購入のメリットは「自分の好きな構成で組める」という点です。

最初からセットになっているPCもありますが、追加したい物がある場合は細かく指定することもできます。

 

パソコンのことはよくわからないけど「●●が出来るパソコンが欲しい」といった場合には店舗にいかずともチャット相談なども用意されています。

デメリットは注文から自宅に届くまで少し時間がかかる点です。

 

 

 

■まとめ「BTOパソコン購入は簡単」

 

 

BTOパソコン 買取

 

 

既成品じゃないということで少し難しそうに感じるBTOパソコンですが、基本的にはセミオーダー式となっており、用途に合わせたセットが準備されているので家電量販店に並んでいるPCを購入するのとほぼ変わらない手順で購入できます。

 

この機会に、ハイスペックなBTOパソコンの購入をご検討ください。

 

 

 



 



 

 

 

 


 

 

 

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