衝撃作の魅力満載!ドロヘドロ原画展 FINAL ~林田球の世界~
ドロヘドロは、2000年に「月刊IKKI」(小学館)にて連載がスタートし、
18年にわたり愛され続けた作品です。
林田球先生の描く、唯一無二の素晴らしい世界観は人々に大きなインパクトを与えました。
国内問わず海外でも多くの熱狂的ファンがいる人気作となっています。
この度、「ドロヘドロ原画展 FINAL ~林田球の世界~」が開催されることになりました。
今回は、そんな「ドロヘドロ原画展 FINAL ~林田球の世界~」について、ご紹介します。
目次
ドロヘドロとは
『ドロヘドロ』は、林田球先生による日本の漫画作品です。
『魔剣X ANOTHER』に続く2作目の長期連載となりました。
ドロヘドロの連載は2000年~2018年まで、なんと18年間と長く、
小学館の漫画雑誌4誌をまたいで行われているから驚きです。
4誌目を除いては創刊号~最終号まで通しでの連載となっています。
・『週刊ビッグコミックスピリッツ増刊イッキ』1号(2000年12月30日号)~13号(2003年2月1日号)
『ビッグコミックスピリッツ』の増刊誌として創刊
・『月刊IKKI』2003年4月1日号(創刊号)~2014年11月号(休刊号) 1.がリニューアルされ独立創刊
・『ヒバナ』2015年4月号(創刊号)~2017年9月号(刊行終了) ・『ビッグコミックスピリッツ』の増刊誌として刊行
・『ゲッサン』2017年12月号~2018年10月号
物語の設定も非常にユニークで、
魔法によって頭を爬虫類に変えられた記憶喪失の男が主人公です。
自分の本当の顔、そして記憶を取り戻す姿を描いたダーク・ファンタジーものとなっています。
作者は、この作品のことを、「歌詞がめちゃくちゃダークで凶暴だけどメロディーは踊りたくなる楽しい曲からインスピレーションを受けた」と語っています。
殺伐としてクールな世界観にグロテスク、ハードコアな作風が強烈な印象を与えます。
キャラクターも個性満載で、時折お笑い要素も出てきます。
登場するキャラクターがとにかくいかつい風貌で、
ヘヴィメタルバンドのスリップノットのようなホラー感漂う覆面マスクを被っており、
ファッションや小物のデザイン、小ネタ等にヘヴィメタル、ハードコア・パンク等の音楽の影響が垣間見られます。
また、2020年1月からはアニメも放映。
「ゾンビランドサガ」のMAPPAがアニメーション制作を担当し、
監督には「賭ケグルイ」の林祐一郎さん、
シリーズ構成を「亜人」の瀬古浩司さん、
キャラクターデザインを「牙狼<GARO> -VANISHING LINE-」の岸友洋さん、
世界観設計・美術監督を「海獣の子供」の木村真二さんが担当しています。
アニメも要チェックですよ。
林田球について
林田 球(はやしだ きゅう)
女性。1977年生まれです。
日本の漫画家、イラストレーター。東京都出身。
東京都立芸術高等学校美術科卒業、東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。
<来歴>
1997年、『月刊アフタヌーン』の四季賞で準入賞を獲得した『ソファーちゃん』でデビューを果たします。
画風は、ダークで、荒々しい細かい描きこみが特徴的。
人体のデッサンや背景、キャラクターのディテールへ強いこだわりを持っています。
また、登場する男女ともに筋骨隆々とした人が数多く登場します。
激しい戦闘の描写などグロテスクな描写が多いのも特徴です。
そんな中にも、ギャグ要素や平穏な日常生活の描写も多くあり、
グロテスクと平穏な雰囲気が混ざり合う、一風変わった作品を描きます。
あらすじ
魔法使いの世界から来た魔法使いにより、頭を爬虫類に変えられて、
さらに記憶を失った男、カイマン。
そしてその友人であるニカイドウ。
なんとカイマンの口の中には謎の男が存在しており、
カイマンは自分の頭を元に戻し、
記憶を取り戻すためにニカイドウと共に「ホール」にやって来る魔法使いを狩ることになりました。
一体彼は何者なのか、なぜ記憶を失ったのか…
そして口の中の男は誰なのか…
少しずつ解き明かされる謎に釘付けになること間違いなしです!
登場人物
カイマン
CV:高木渉
主人公。とにかくギョーザが大好きなナイフの達人です。
頭がカイマントカゲに似ていることから、ニカイドウからカイマンと名付けられました。
自分の本当の顔、そして失われた過去を取り戻すべく、魔法使いたちと戦っています。
ニカイドウ
CV:近藤玲奈
カイマンの友人。もう一人の主人公です。
定食屋「空腹虫(ハングリーバグ)」を営むナイスバディな女性。
カイマンと出会い、常に行動を共にしています。
彼女の作る大葉ギョーザはカイマンの大好物です。
カスカベ博士
CV:市来光弘
研究者ですが、魔法により子供の姿に変えられてしまっています。
研究が第一のマッドサイエンティスト。
バウクス先生
CV:江川央生
人間達を治療する専門医です。
カイマンのバイト先の雇い主であり、カスカベ博士とは長年の付き合い。
13
CV:梶裕貴
パンクな格好をした優男です。
「空腹虫」の常連。ニカイドウに恋している…?
ジョンソン
CV:木村良平
ホールの汚染水を浴びて異常進化した巨大虫です。
飼い主であるカスカベ博士を慕っています。
煙
CV:堀内賢雄
煙ファミリーの首領で「何でもキノコにする魔法」使いです。
権力も握っています。
心
CV:細谷佳正
掃除屋で「何でもバラバラにする魔法使い」。能井のパートナーです。
能井
CV:小林ゆう
掃除屋で、「何でも治す(直す)魔法使い」。心のパートナーです。
藤田
CV:高梨謙吾
下っ端ですが「ケムリを弾丸のように飛ばす魔法」使いです。
恵比寿
CV:富田美憂
一応ファミリーの一員で、「トカゲ怪人に変身する魔法」使い。
キクラゲ
CV:鵜殿麻由
命を与える白いケムリの魔法を使います。
鳥太
CV:勝杏里
ファミリーの一員で「魔法を解く魔法」使い。
ターキー
CV:三木眞一郎
ファミリーの一員で「生命ある人形を造る魔法」使い。
消
ファミリーの一員で「何でも透明にする魔法」使い。
人気の理由・魅力
本作の人気の理由、魅力についてご紹介します。
バトルがユニーク
本作では魔法がたくさん出てきます。
しかし、魔法と言っても空を飛ぶ、姿を変えるなどのファンタジーな魔法ではありません。
ありえないような特異で衝撃的な魔法が数々登場する点が面白いです。
例えば、頭部をトカゲ、エビフライに変えてしまったり、
あらゆるものにキノコを生やして破裂させたりなど、個性的な魔法がたくさん登場します。
ダークな中にも明るさがある
グロテスク、残酷、スプラッターという言葉がぴったりな漫画ですが、
ダークな中にも笑いや爽やかさがあるのが魅力です。
シュールで軽妙な笑いが詰まっており、キャラクターたちが明るさを失うことがありません。
暗い世界観の中に、笑いがあることで作品全体のバランスが程よく保たれています。
コメディ要素を見てファンになる方も多いようです。
画力の高さ
ドロヘドロは、画力の高さにも定評があります。
マスクも特徴的で、キャラクターのスタイル、ファッションもカッコ良いです。
作者独自の世界観がこれでもかと全面に出されている、
画力の高さに驚く方も多いのではないでしょうか。
魔法使いの世界、魔法学校、中央デパート等など、
建物の描写は圧倒されるほど、クオリティが高いです。
「ドロヘドロ原画展 FINAL ~林田球の世界~」について
2022年9月17日(土)~10月16日(日)の期間、
『ドロヘドロ原画展FINAL ~林田球の世界~』が開催されます。
場所は、東京ドームシティ(文京区後楽1-3-61)「Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)」。
ドロヘドロ原画展のFINALとして開催されることとなりました。
本展のために描き下ろしたキービジュアルも公開され、執筆映像の公開も話題になりましたね。
「ドロヘドロ」や「大ダーク」の両作品から
カラー原画約60点やモノクロ原稿約80点等など約390点を一挙展示されます。
他に、入場特典の配布やグッズ付きチケット(数量限定)の販売、
オリジナルグッズもありますので、まさにファン必見の内容です。
展示の見どころ
・林田球先生直筆の原画や原稿、約390点を一挙展示
・FINAL用の追加展示として新規描き下ろしキービジュアルイラストと執筆映像
・「ドロヘドロ」、「大ダーク」の両作からカラー原画約60点、モノクロ原稿約80点
・林田球先生からの最新メッセージ公開
・キャラクター設定資料
・林田球先生の執筆道具
・現在「ゲッサン」(小学館)にて連載中「大ダーク」から、
原稿で1話丸読みができるコーナーが登場
おすすめグッズ紹介
ここではグッズをご紹介します。
FINALを記念して、多数の新規オリジナルグッズが登場します。
例えば、スマホケースやキーホルダーなど。
その中でも特に注目のグッズを下記にご紹介します。
複製原画①【NEW EDITION版】
お一人さま3点まで購入できます。
直筆サイン入りで受注販売となっています。
限定50エディション。
お部屋に飾ると気分が上がること間違いなしです!
クリアファイル
こちらもお一人さま3点までです。
A4サイズで書類を入れるのにぴったりです。
トレーディングアクリルスタンド (全15種)
こちらはなんとお一人さま20点まで購入可能。
全種類揃えておきたいですね!
チケット情報など
<開催概要>
■タイトル:
ドロヘドロ原画展FINAL~林田球の世界~
■期間:
2022年9月17日(土)~10月16日(日)
※開催期間中無休
■時間:
平日12:00~20:00/土日祝11:00~19:00
※最終入館は閉館の30分前まで
■場所:
Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)
■料金:
前売・当日一律
一般 1,500円/高校・大学生 1,300円/中学生 1,000円
※小学生以下は無料
単独入場不可(チケットをお持ちの18歳以上の保護者1名につき、同伴の小学生以下1名まで無料、グッズ購入不可)
■チケット発売:
2022年8月19日 (金) 11:00~
■主催:
東京ドーム
■協力:
トラフィックプロモーション/小学館
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