乾かすだけじゃない!?注目のヘアドライヤーとその効果とは
皆さんは髪を乾かす時、どんなヘアドライヤーを使っていますか?
ヘアドライヤーには低価格のものから、高機能のハイクラスのものまで数多くの種類が存在しています。
ナノケア機能が付いたものや、本体が軽量なもの、送風時の風量が多いものなど、その性能は様々です。
この記事では、女性の髪の毛の悩みから、選ぶべきヘアドライヤーのポイントについてご紹介いたします。
髪は第一印象を大きく左右する重要なパーツもあります。
誰もが振り返る美しい美髪を手に入れるため、
自分にピッタリのヘアドライヤーを正しく使ってヘアケアをしましょう!
目次
髪質が決まる要素と、女性の髪の毛に関する主な悩みとは?
髪質とは主に、持って生まれた遺伝と生活習慣とで決まってきます。
髪質は人により様々で、どうしてもボリュームが出なかったり、
逆に毛量が多すぎてまとまらなかったりと、抱えているトラブルも人それぞれです。
ここでは女性の髪の悩みには具体的にどのようなものがあるか、ご紹介していきます。
自分の髪質のパターンを知ることで適切な対処法をとることができますので、参考にしてみて下さい。
ぺたんこでボリューム不足
髪の毛がぺたんこで、ボリューム感がないことに悩んでいる女性は多いです。
髪の毛が細い性質で、量が少ないなどの場合、陥りやすい悩みとなっています。
特に年齢を重ねると、女性でも薄毛に悩んでしまう方が少なくありません。
髪の毛にボリュームがないと、セットもしづらく、お顔も全体的に地味な印象となってしまいます。
きちんとしたヘアケアや、ドライヤーによる乾燥を怠るなど手入れを十分にしておかないと、抜け毛などのトラブルにも悩まされやすくなります。
ボリューム感を出すには、ドライヤーによるしっかりとした乾燥も有効な手段の一つです。
まとまりがなく広がってしまう
髪の毛が多い、髪質が硬質であるなどの理由で、髪がまとまらず広がってしまうパターンです。
セットしても落ち着かず、どこか野暮ったい印象になりがちで、悩んでいるというケースが多く見られます。
美容室に行く頻度も多く、うんざりしているという方も。
硬質な髪はキューティクルの層が厚く、パーマ剤やカラー剤が染み込みにくいといった特徴もあります。
髪の毛の潤いを損なわず、しっとりとまとまるように乾燥させてくれるヘアドライヤー選びが需要となってくるでしょう。
潤い、ツヤがない
髪の毛に潤いやツヤが無いというのは、もともと水分量が少ない髪質の方や、
ヘアカラーなどを繰り返して髪の表面にあるキューティクルが傷んでしまったという方に多いお悩みです。
パサついた髪は、キレイに洗っていても清潔感を損なってしまうので、悩みのタネとなっている方も多いようです。
特にブリーチなどによる髪の毛の傷みがある場合、
髪の栄養素が抜けてしまい、毛先に枝毛が発生したり、切れ毛の原因となったりしてしまいます。
しかし潤いが無いからといって、ヘアドライヤーを使わないのはかえって髪の毛が傷んでしまう原因になってしまいますので、注意が必要です。
ヘアドライヤーとは
ヘアドライヤーとは、髪の毛を乾かすための道具です。
濡れた髪を乾かす温風を出してくれるというシンプルなアイテムですが、
最近ではほとんどの製品にマイナスイオンが発生する機能がついていたり、
髪の毛が多い方のためにより風量の多いドライヤーや、
髪を乾かすときのストレスを軽減してくれる軽量型のドライヤーなど様々な特性を持ったものがあります。
古くからある道具ですが、日々進化を続けているので、髪に悩みを抱えている方は、
一度ヘアドライヤーを新調してみるというのも良い選択と言えるでしょう。
特にパサつきが気になる方などは、ヘアドライヤーを変えるだけで潤いのある髪へ変化する可能性があります。
ヘアドライヤーを当てる前に
まずはヘアドライヤーを当てる前に、正しく髪の毛を乾かす手順についてご紹介いたします。
乾かす前のケアをきちんと行うことで、ドライヤーでのブローの時間を短縮し、髪に余計な熱を加えることを避けられます。
ドライヤーは電気代がかかる家電としても有名なので、速乾を心がけることで、電気代の節約にも繋がりますので、しっかり実践しましょう。
「髪の毛を乾かさない」はNG!
ドライヤーで髪を乾かすと熱で傷んでしまうことを心配して、洗ったままの髪を乾かさず、
自然乾燥に任せるという方もいます。
しかし、髪のためにはむしろ「髪を乾かさない」のはNGです!
ドライヤーによる乾燥をしないのは、髪だけでなく、頭皮のトラブルの原因にもなります。
洗ったままの髪の毛をそのままにしておくと、水分から雑菌が繁殖して、頭皮や髪を傷めてしまいます。
フケやかゆみの発生原因になってしまいますので、髪を洗った後など、濡れてしまった髪はすぐにドライヤーで乾かすようにしましょう。
水気をしっかりと落とす
まずは髪の毛をタオルで拭く前に、水気をしっかりと落とします。
こうしておくことで、タオルドライやドライヤーの時間を短縮することができます。
水気をしっかり絞っておかないと、タオルがすぐに濡れきってしまったり、
ドライヤーに余分な時間がかかり地肌などを傷める原因となってしまいますので、きちんと行うようにしましょう。
特にロングヘアの場合は浴室で十分に髪の水気を絞るようにします。
乾燥したタオルできちんとタオルドライを行う
水気をしっかり落とした後は、しっかりとタオルドライを行いましょう。
タオルで濡れた髪の毛を包み込み、
指の腹で頭皮をマッサージするように拭き上げていくと綺麗に水気を撮ることが出来ます。
髪と髪をこすり合わせると、キューティクルが痛む原因となってしまいますので、
ゴシゴシこすらずに、タオルで挟み込んで押さえつけるようにして水気をとっていくようにしましょう。
ロングヘアの場合は、髪の毛にタオルを巻いてしばらく水を吸わせるようにするのも効果的です。
ドライヤー前のタオルドライで、乾燥時間は大幅に変わってきます。
正しくタオルドライをすることで、髪の毛がドライヤーの熱にさらされる時間を短縮し、
髪へのダメージを最小限に抑えることができます。
粗めの櫛でコーミングする
乾かす前に、コーミングをしておくと綺麗に乾かす事ができます。
水気を含んだ髪の毛はデリケートなので、粗めの櫛で行うことがポイントです。
密度の高い櫛だと、濡れた髪に引っかかりやすく、抜け毛などの原因となってしまいます。
とくにパーマを当てている場合は、髪の毛が絡まりやすかったり、
パーマが取れてしまう原因ともなりますので、大きめの荒歯の櫛を使用するようにしましょう。
ヘアミルクやヘアオイル(洗い流さないトリートメント)をつける
ドライヤーで乾燥する前に、
ヘアミルクまたはヘアオイルなどの洗い流さないトリートメントをつけましょう。
これらの「アウトバストリートメント」は、髪の毛に潤いを与え、ドライヤーでの乾燥の熱から髪を守ってくれます。
髪がぱさつきやすい、広がりやすい、乾燥が気になるという人は髪全体に、
髪の毛のボリュームが出にくく、ぺたんこになりやすい、
油分の多いと感じられる髪質の方は毛先を重視して塗り込むのがポイントです。
つけすぎると髪がベタつく原因となってしまいますので、つける量には注意するようにして下さい。
タイプ別おすすめの高機能ヘアドライヤーの選び方
ヘアドライヤーは、毎日使うアイテムだからこそこだわりたい家電です。
ここでは、髪質のタイプやお悩み別に、おすすめの高機能ヘアドライヤー選びのポイントをご紹介いたします。
自分にピッタリの機能がついたヘアドライヤーを選択しましょう。
ロングヘアや毛量が多い方におすすめ!「速乾大風量ドライヤー」
ドライヤーを当てる作業を少しでも早く終わらせたい方は、
ドライヤーの風量で選ぶのがおすすめです。
特にロングヘアの方や、毛量が多く通常のドライヤーでは乾かすのに時間がかかってしまう…という方は、ドライヤーを変えるだけで作業時間を大きく短縮することが出来ます。
風量の単位は「立方メートル/分」という表記で表され、
1.3立方メートル~毎分1.8立方ほどが大風量の目安です。
消費電力が大きいだけでは風量の目安にはなりませんので、きちんと確認しておきましょう。
900W~1200Wほどが家庭用のドライヤーとして適した消費電力となっています。
風量が多いとその分音も大きくなりますので、音が気になるという方は注意が必要です。
ツヤと潤いを与える「マイナスイオンドライヤー」
髪の毛をツヤツヤにしてくれる効果があるのが、マイナスイオンを発生させるドライヤーです。
乾燥してしまいがちな髪に潤いを与えてくれる効果があるので、
髪の毛がまとまりにくいというお悩みにも最適です。
マイナスイオン機能の付いたヘアドライヤーは今や標準的とも言える人気で、
ドライヤーを購入する時の絶対条件として上げる人も少なくありません。
パナソニックでは、マイナスイオンの1,000倍以上の水分量を与えてくれるとされる独自のナノケア機能「ナノイー」が開発され、ツヤ髪ドライヤーとして一躍注目の的となりました。
潤いにこだわる方は、パナソニックのナノイー機能付きドライヤーが特におすすめです。
シャープには空気清浄機で注目を集めた
「プラズマクラスター」の機能が付いたドライヤーがあります。
マイナスだけでなくプラスのイオンも出すことで、髪の毛に水分子のコートを与えてくれ、
髪に潤いを与えてクセを抑える効果があり、髪のうねりにお悩みの方などにおすすめです。
サラサラの美髪をサポートする「低温トリートメント機能付きドライヤー」
しっとりとした髪の毛に仕上げるには、ドライヤーの温度も大切です。
温風よりちょっと低めの50~70℃ほどの風でドライすることで、
ドライヤーの熱によるダメージを和らげることが出来ます。
最初からぬるめの温風が出てくるドライヤーもありますが、
冷風機能と温風機能を交互に使用することで、サラサラの髪の毛に仕上げる商品もあります。
重さが気になる方には「軽量型ドライヤー」
ドライヤーを長く当てると意外と気になるのが本体の重量です。
毎日の事なので、ドライヤーを当てる作業が疲れると感じている方は、一度軽量のドライヤーを使用してみると良いかもしれません。
動かしながら乾かす際などにも疲れにくくなり、おすすめです。
風量が少ないと思われがちですが、小型、軽量でも送風量に優れたドライヤーもあります。
音が気になる方のための「静音ドライヤー」
ドライヤーで気になるのは、大きな音だという方も少なくありません。
最近では、静音性に優れたドライヤーも発売されています。
家族や隣人への配慮、深夜に使用するのがちょっと気になる…という方などは、チェックしてみると良いでしょう。
ヘアドライヤーでの正しい髪の乾かし方
ドライヤーの選び方だけでなく、乾かし方次第で髪の毛の仕上がりは全く違うものになります。
ここでは、ドライヤーの正しい使い方についてご説明いたします。
前髪、後ろ髪などのパーツだけでなく、ショートヘア、ロングヘアなどスタイルに合わせておすすめの乾かし方も違ってきますので、参考にして下さい。
ドライヤーの温度を使い分ける
ドライヤーには、多くのモデルに「温風(強)」「温風(弱・ぬるめ)」「冷風」の3つの機能が備わっています。
まずはきちんとタオルドライした髪を、強めの温風で乾かします。
8割ほど乾かしたら、弱温風に切り替え、仕上げをします。
最後に冷風で予熱を逃がすと、髪の乾燥を防ぎ、スタイルキープの効果がありますので、必ず行うようにしましょう。
一箇所に当てすぎず、ドライヤーを振りながら乾かす
美容室などでドライヤーをする際、
美容師さんがドライヤーや髪の毛を振りながら乾かすのには意味があります。
空気を入れて早く乾かすというだけでなく、髪の主成分であるタンパク質が、
熱で変性して乾燥してしまうのを防いでいるのです。
ドライヤーは一箇所にじっと当てるのではなく、小刻みに動かしながら熱風を満遍なく当てられるようにしましょう。
乾かす時は根本から
髪を乾かす際は、髪が密集し、乾かしにくい根本から乾かすようにしましょう。
根本は強温風でしっかりと乾かしていきます。
襟足や耳上なども乾きにくいポイントなので、しっかりと意識して乾かすようにして下さい。
乾きにくい根本をきちんと乾かすと、毛先のまとまりも良くなります。
前髪は弱温風で
前髪は、弱温風で左右から均等に乾かすと、キレイにまとまりやすくなります。
おでこのラインに沿って撫でるように乾かすと、型崩れしにくいです。
ブローは上から下に向かって当てる
ドライヤーを下から当ててしまうと、不自然な形にボリュームが出てしまうだけでなく、髪が絡みやすく傷んでしまう原因となります。
ドライヤーは必ず上から下に向かって、もしくは横方向に当てるようにしましょう。
まとめ ヘアドライヤー選びと正しい乾かし方で、憧れの美髪に
髪質、お悩み別におすすめの注目のヘアドライヤーをご紹介しました。
ドライヤーの選び方だけでなく、乾かし方一つで髪の仕上がりは全く違ったものになります。
美容室を出た時のような美しい仕上がりのためには、
乾かす前の下準備や正しい乾かし方が不可欠です。
自分にあったヘアドライヤーを正しく使って、美髪を手に入れて下さいね!
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