ワイヤレスイヤホンがほしいけどどれを選んだら良いかわからない方必見!!おすすめのワイヤレスイヤホンはどれ?!種類と選び方をお教えします!
目次
■ワイヤレスイヤホンとは?
ワイヤレスイヤホンとは、主に『Bluetooth(ブルートゥース)』という規格を使って、オーディオ機器にケーブルを接続すること無く使用することが出来るイヤホンの事です。
単に『Bluetoothイヤホン』と呼ばれる時も、このワイヤレスイヤホンのことを指しています。
iPhone7以降からイヤホンジャックが廃止となり、購入を考えている方も多いのではないでしょうか。
ワイヤレスイヤホンにはメリットもたくさんありますが、コーデックやプロファイルなど聞き慣れない用語も多く選ぶのに迷ってしまうことも。
今回はそんな『ワイヤレスイヤホンの基礎知識』と、『おすすめのワイヤレスイヤホン』について紹介させていただきます。
■ワイヤレスイヤホンのメリット
まずはワイヤレスイヤホンのメリットについてまとめました。
コード付きのイヤホンと比較して以下のようなメリットがあります。
■■コードが絡まらない
ワイヤレスイヤホンの最大の魅力はなんといってもコードが無いので絡まらないということです。
イヤホンのケーブルがぐちゃぐちゃになってイライラしてしまったという体験は、かなり多くの人に覚えがあると思います。
ワイヤレスイヤホンならカバンの中でコードがぐるぐる巻き…などというストレスから開放されます。
■■本体とイヤホンが離れていても大丈夫
Bluetoothは無線接続ですので、例えばスマホやMP3プレーヤーなどのオーディオ機器からイヤホンが離れていても音楽を聴くことが出来ます。
カバンにスマホを入れたままでも使えますし、距離が近ければ部屋にスマホを置いたままちょっとお手洗いに移動する…なんて時でもイヤホンを外さずに使用することができます。
スマホをポケットに入れていても、ポケットから耳まで長いコードで繋がれるという心配がありません。
■■コードが引っかかる心配がない
コードが無いので、コードを引っ掛けてしまい断線する、またはコードの損傷によりイヤホンが使用不能になると言った心配が無いです。
■■タッチノイズが無い
コードが擦れたりした際のノイズ音がしなくなります。
運動時などに利用している方はかなりのストレスフリーになりますので、現在コード付きのものを利用している方は乗り換えをオススメします。
■ワイヤレスイヤホンのデメリット
コード付きイヤホンと比較してかなりのストレスが解消されるワイヤレスイヤホンですが、デメリットも存在します。
コード付きタイプと比較してどのようなデメリットが存在するかまとめました。
■■イヤホンの充電をしなければならない
ワイヤレスイヤホンの最大のデメリットと言えるのがこの『イヤホンの充電』が必要な点でしょう。
コード付きイヤホンには無縁のものなので、使い始めはついつい充電を忘れてしまうということも。
充電が無くなってしまうと、ワイヤレスイヤホンを使用することは出来ません。
普段から帰宅したら充電するなどの癖を付けることが大切です。
充電の持ちは機種によりますが、そうすぐに無くなってしまう事はありません。
しかし24時間通して使用できる、などというものではありませんので、移動などを伴わない時は有線のイヤホンの方が便利であると感じる事もあるかもしれません。
■■音質が劣化する可能性がある
Bluetoothはオーディオ機器から音声を圧縮し、それをイヤホン側で解答するという工程で音を再生しています。
このわずかなタイムラグが、音ズレに感じられることがあります。
障害物が多いなどで音声が遅延すると、動画を見ている時などは音と映像のズレに違和感を感じる事も。
もう一つ『コーデック』という音声の圧縮形式により低音質に感じられる事があります。
しかし最近の機器ではこれらの問題は僅かなものとなってきているので、スマホで音楽をちょっと流したい程度の使い方であれば、大きな心配を抱く必要は無いでしょう。
■■コンパクトな分、紛失しやすい
ワイヤレスイヤホンはコードがない分、非常にコンパクトです。
特に両耳のパーツをつなぐコードも存在しない完全なコードレスタイプでは、ケースに入れていなければ紛失のリスクが高まります。
専用のケースや袋が付属していることがほとんどですので、きちんと収納して保管しましょう。
■ワイヤレスイヤホンを使用できる機器
ワイヤレスイヤホンはどのような機器と接続することが出来るのでしょうか。
代表的なものを4つ見てみましょう。
■■スマートフォン
一番代表的なのがスマートフォンでの利用でしょう。
iPhoneのみでなく、Android機種でもワイヤレスイヤホンの利用がすすんでいます。
接続も簡単なので、スマートフォン側が対応していれば是非利用をおすすめします。
■■オーディオプレーヤー
iPodやウォークマンなどのMP3プレーヤーでももちろんワイヤレスイヤホンが利用できます。
特に運動時これらのオーディオ機器を利用している場合は、ワイヤレスイヤホンにすることによりかなり快適に音楽を聴く事が可能になります。
■■パソコン
パソコンでもワイヤレスイヤホンを利用出来ます。
パソコン側にワイヤレスイヤホンのレシーバーをつければ、元から本体が対応していなくても利用することが可能です。
プロファイルによっては、スマートフォンと同様にマイク機能も利用出来ますので、LINE通話やスカイプなどのボイスチャット系アプリも無線で行うことが出来て非常に便利です。
■■テレビ
テレビでもワイヤレスイヤホンに対応していれば、家族が寝静まった夜に一人でテレビで映画を流したり…といった利用が可能です。
■ワイヤレスイヤホンの接続方法
ワイヤレスイヤホンと機器をつなぐことを『ペアリング』と言います。
ワイヤレスイヤホンの接続方法はとても簡単で、機器側のBluetooth機能をオンにし、イヤホン側の電源を入れてペアリング出来る状態にします。(多くの場合が電源長押しになります)
受信側の機器に、イヤホンの機種が表示されればペアリング完了です。
基本的にイヤホン側は電源長押し程度の操作で良いので、複雑な設定は必要ありません。
■知っておきたい『コーデック』
『コーデック』とは音楽の圧縮形式の事で、音質を左右する重要な要素です。
音質に拘る際は絶対に知っておくべき要素となります。
対応コーデックはイヤホン側とオーディオ機器側それぞれで対応している必要があり、片方が良い音質のコーデックに対応していても、もう片方が対応していなければ自動でグレードダウンした音質となってしまいます。
使用するスマートフォンやオーディオ機器の対応コーデックに合わせたBluetoothイヤホンを購入するようにして下さい。
・SBC
標準の規格。基本的にはこの規格が使用されていて、どのような機種にも対応できる万能性はありますが、劣化や遅延も見られ高音質とは言い難いです。
・AAC
主にiPhoneで採用されているコーデックで、SBCより高音質で遅延なども少ない規格です。
iPhoneユーザーであればAAC対応のイヤホンをオススメします。
・apt-X
Androidなどで採用されている高音質のコーデックです。
圧縮率が低めでより良い音質で楽しめますが、iPhoneでは対応していませんので注意が必要です。
■機能を表す『プロファイル』
Bluetoothイヤホンの『プロファイル』とは、『どのような機能があるか』という規格です。
主にチェックしておくべきプロファイルをピックアップしておきます。
・AVRCP 再生、停止、早送りなどが可能
・A2DP 高音質でステレオ再生が可能
・HSP イヤホンマイクの機能がある
・HFP ワイヤレス電話の発信、着信を行える
■使用範囲を表す『Class』
ワイヤレスイヤホンには『Class(電波到達度)』という規格があります。
これは電波強度の強さを表していて、最大でどの距離まで通信出来るかということを示しています。
・Class1…およそ100メートル
・Class2…およそ10メートル
・Class3…およそ1メートル
■ワイヤレスイヤホンの形状
ワイヤレスイヤホンには主に3種類の形状があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
■■左右一体型
おそらく一番普及しているのがこの『左右一体型』のワイヤレスイヤホンです。
左右のイヤホンパーツがケーブルで繋がれていて、多くの場合マイクやリモコンがついており利便性も高いです。
軽量で持ち運びにも適しています。
■■完全独立型
コードを一切排除した、耳栓型の完全無線ワイヤレスイヤホンで、コードが一切鑑賞しないため見た目にもオシャレです。
片耳のみのタイプであれば周囲の音もしっかり聞き取ることが可能となっています。
ただしリモコンなどの機能はつかない事も多く、小さすぎるため紛失のリスクが高まります。
■■ネックバンド型
首に固定出来るタイプのワイヤレスイヤホンで、装着時に落ちにくいことからスポーツでの利用に適しているとされています。
コンパクトな形状ではありませんが、紛失のリスクが少なく、他のタイプより高音質のモデルが多いという密かな特徴があります。
■コスパ最強!高性能なワイヤレスイヤホン5選
5,000円~15,000円程の価格帯を中心に、人気のワイヤレスイヤホンを5つ程ピックアップして紹介します。
どれもワイヤレスイヤホン初心者からリピーターまで幅広くオススメのアイテムですので、お気に入りのBluetoothイヤホンを是非見つけてみて下さい。
■■Sound PEATS Q30
サウンドピーツの『Sound PEATS Q30』は低価格ながらクリアな音質が特徴のカナル型ワイヤレスイヤホンです。
8時間の連続再生という長い持続時間も特徴で、長時間のしようにも耐えられるためおすすめです。
Amazonのランキングでも常に上位の人気を誇っているので、初めてで迷っているという方にも良い商品と言えます。
■■JBL TUNE205BT
『JBL TUNE205BT』はオープン型のイヤホンで、耳が疲れにくいのがポイントです。
ポップでオシャレなカラーリングも人気があり、全6色からお気に入りの色を購入することが出来ます。
■■beats by dr.dre Beats X
iPhoneと相性抜群なのが、Beatsの『beats by dr.dre Beats X』です。
iPhoneであれば近くに置くだけでペアリングすることが可能となっています。
Beatsならではの低音の良さも健在で、デザインも6色から選べるスタイリッシュなワイヤレスイヤホンです。
5分間の充電で2時間使用出来るという大きな特徴もあります。
■■SONY MDR-EX31BN
SONYのワイヤレスイヤホン『MDR-EX31BN』はカナル型の左右一体型Bluetoothイヤホンです。
SONYのワイヤレスイヤホンはノイズキャンセリング機能に力を入れている事が特徴で、雑音を気にせず音楽に集中することが可能です。
XperiaなどのSONY製品を使用している場合は親和性も高く、便利であると言えます。
レシーバーのデザインも美しく、ビジュアルにこだわる人にも人気の商品です。
■■Bose QuietControl 30
人気の高いボーズ製の『Bose QuietControl 30』は、30,000円以上の価格帯の商品ですが、それに見合う満足感のあるワイヤレスイヤホンとなっています。
『QC30』はネックバンド型のカナル型イヤホンとなっており、装着感が良いのでスポーツなどでの使用もオススメです。
長時間使用しても疲れにくく、ノイズキャンセリング機能も抜群ですので快適に音楽を楽しめます。
パソコンなどでの長時間の作業時にもストレス無く使えるアイテムですので、値段以上の活躍を見せてくれるでしょう。
■まとめ ワイヤレスイヤホンは一度使うと便利で手放せない優秀なアイテム
iPhoneからイヤホンジャックが廃止され、注目を浴び始めたワイヤレスイヤホンですが、まだまだ手にしたことがないという人は多いようです。
ですがワイヤレスイヤホンは一度利用すると、その利便性から有線式のイヤホンには戻れなくなるほどの魅力を秘めています。
通勤通学や、パソコン作業、スポーツなどの運動時など普段からよくイヤホンを使って音楽を聴いている人には特にオススメです。
最近は低価格帯のBluetoothイヤホンでも有線イヤホンと遜色無いほどの音質で楽しめるようになってきていますので、ぜひ一度手にしてみることをおすすめします。
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