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イニシャルB
ライター: イニシャルB

綺麗に使ってカメラを長持ち!

2021.9.29

大切なカメラを長く使っていくためには日頃のメンテナンスが欠かせません。

 

また、綺麗な状態を保つことで売却しようと思った時に高価買取が期待できます。

 

この記事ではその為の方法を以下のポイントに絞ってご紹介。

 

・カメラのお手入れで必要なもの
・カメラ本体のお手入れ方法と手順
・レンズの清掃方法
・カメラ清掃時の注意点
・店舗での売却、オークションサイトのメリット・デメリット

 

カメラのメンテナンスをする際のお役に立てれば幸いです。

 

 

 

■カメラのお手入れで必要なもの

 

 

カメラ 買取

 

 

カメラは精密機械ですので、普段からこまめなお手入れ(清掃・メンテナンス)が必要です。

 

カメラの清掃には専門的なメンテナンス用品が必要だと思う方もいるかもしれませんが、自宅にある身近なもので代用できる場合もあります。

 

例えば「綿棒」「爪楊枝」「タオルやメガネ拭きのような布類」をカメラの清掃に使っている方も多く、軽い清掃であればそれらのアイテムで済みます。

 

しかし、細かな部分に入り込んだホコリやデリケートなレンズの清掃には、専門の道具を使った方が効率的で、よりカメラを綺麗に保つことができるので、ここからはカメラ清掃に必要な定番アイテムを紹介していきます。

 

 

 

■■ブロアーは必須アイテム

 

カメラ清掃に欠かせないのが、空気で小さなホコリを飛ばす「ブロアー」という道具です。

 

ブロアーは値段も安いので比較的簡単に手に入れることができます。

 

ブロアーを買う際には「大きめのシリコンゴム製のブロアー」を選ぶようにしてください。

 

・ブロアーが小さいとホコリを飛ばす力が弱い
・天然ゴム製は劣化が早いのでコストパフォーマンスが悪い

 

以上の点から、シリコン製かつ大きめのブロアーをオススメします。

 

ブロアーというと黒が一般的ですが、最近ではさまざまなカラーバリエーションのものが出ているので、好みに合わせて選んでみても良いかもしれません。

 

 

 

■■クリーニングペーパー

 

クリーニングペーパーはカメラや部品を拭いて綺麗にするために使われます。

 

最初からクリーニング液が染み込ませてあるウェットタイプと、後から自分で染み込ませるドライタイプがあります。

 

初心者の場合には、ウェットタイプがおすすめです。

 

ドライタイプの場合には、使用時にクリーニング液を染み込ませる必要があるので、つい液が多すぎたり、少なすぎるなど調整にはコツがいります。

 

また外出先でお手入れをする場合などの場合、ウェットタイプのほうが便利でしょう。

 

とくにオススメなのは個包装になっているクリーニングペーパーで、パックの中にクリーニング液が染み込んだペーパーが折りたたんだ状態で入っています。

 

外出時には2、3パック持っていけば、どこでも気軽にお手入れできるようになります。

 

 

 

■■レンズペン

 

レンズペンとは、ペンの形をしたカメラレンズ清掃用のアイテムで、小さく持ち運び易い、細かい部分も手軽に掃除しやすい点が特徴です。

 

レンズはクリーニングペーパーなどでもケアする事が可能ですが、拭き残しや拭きムラが出来てしまった時に、このレンズペンを使えば綺麗に仕上がります。

 

レンズペンには先端が球面になっているものと、平面になっているものがありますが、後者のほうが使いやすいので一般的には平面のものを使う方が多いようです。

 

最近ではカメラのお手入れに必要なグッズがセットになって売られている場合もありますので、初心者であれば、そのようなセットを購入してみるのもひとつの方法です。

 

 

 

■カメラ本体のお手入れ方法

 

 

カメラ 買取

 

 

カメラは大きく分けて「ボディ」と「レンズ」、2つのパーツで構成されています。

 

それらをわけて清掃することで、より細かな部分までメンテナンスすることが出来ます。

 

カメラメンテナンスや清掃に必要なアイテムを用意した後は、清掃する〝場所〟の準備をしましょう。

 

 

 

■■きれいな場所で行おう

 

まずは、清掃する〝場所〟を整えましょう。

 

カメラの内部は非常にデリケートですので、ホコリなどが入り込まないように注意が必要です。

 

家で犬や猫を飼っている場合には、ホコリだけではなく毛などがカメラ内部に入らないように気を付けましょう。

 

場合によっては外でメンテナンスを行う場面もあるかもしれませんが、「パーツの紛失・落下・チリの混入」などのリスクがありますので、風の強い場所などは避けるようにしてください。

 

 

 

■■手順を考える

 

掃除を行う際は

 

・本体とレンズを分ける
・本体のホコリ落とし&細かい清掃
・本体の拭き取り
・レンズのホコリ落とし&細かい清掃
・レンズの拭き取り

 

といった手順で、順を追って作業していきましょう。

 

 

 

■■■不要な部品を外そう

 

カメラの清掃を行う場合、まずはレンズを外しましょう。

 

カメラによってはアイカップといわれる覗き窓の部分が外せるタイプもありますので、その場合はそこも外して、ゴミやホコリなどをなるべく出すようにします。

 

 

 

■■■ブロアーで大まかな掃除

 

部品を外したら、ブロアーを使ってボタンなどのホコリが溜まりやすい場所を掃除していきましょう。

 

しっかり砂などを吹き飛ばしておかないと、後で拭いたときに傷になってしまうので注意が必要です。

 

 

 

■■■綿棒と爪楊枝で細かな掃除

 

ブロアーでホコリなどを吹き飛ばしたら、今度は細かい汚れなどを掃除していきます。

 

ファインダーの覗き窓や、「ホットシュー」といわれるカメラにアクセサリーをつける連結部分も汚れが溜まりやすいので念入りに清掃していきましょう。

 

基本的には綿棒でケアすることができますが、それでも届かないのであれば爪楊枝を使って汚れをかき出していきます。

 

爪楊枝は、そのまま使ってしまうとカメラやレンズ部分を傷つけてしまうことがあります。

 

傷防止の為、クリーニングペーパーを爪楊枝にまきつけて、爪楊枝の先を柔らかくして掃除をすると効果的でしょう。

 

拭き取るというよりは、汚れをクリーニングペーパーに絡みつけるイメージでケアしていくのがコツです。

 

カメラ本体には、スイッチ部分だけではなく、電池のカバーや端子のカバー部分の隙間など、ホコリがたまりやすい部分も多いので、隅々まで綺麗にしていきましょう。

 

 

 

■■■カメラ全体の掃除

 

細かい部分の掃除が終わったら、次は「タオル」「カメラ専用のクリーニングクロス」「セーム皮のタオル」などを使って拭いていきましょう。

 

乾いたタオルよりも水気があるタオルの方が脂汚れを落としやすいですが、水気が多すぎると機械には良くないので、水で濡らしたタオルは固く絞って余分な水気を落として下さい。

 

 

 

■■レンズの掃除

 

 

カメラ 買取

 

 

続いてレンズの清掃です。

 

基本的にレンズを下に向けてブロアーでホコリを吹き飛ばすようにします。

 

レンズを下に向けることによって、吹き飛ばしたホコリが再びレンズに付着することを避けることができます。

 

 

 

■■■保護フィルターを清掃する

 

フィルターはまずフチから拭き掃除をしていきます。

 

レンズは正面から見ると、どこが汚れているのか見分けにくいのですが、色々と角度を変えて汚れが付着しているのかを見ていきます。

 

基本的にはブロアーで大きなホコリを吹き飛ばし、吹き飛ばせないものはやさしく拭き取っていきます。

 

 

 

■■■専用クリーナーでのレンズ掃除

 

レンズの清掃は、なるべく専用のクリーナーを使うことが勧められています。

 

息を吹きかけてそのままクリーニングクロスなどで拭いているという方もいますが、もし砂などが付着していた場合、レンズに傷がついてしまうので注意が必要です。

 

レンズを拭く際は外側から内側に拭いてしまうと汚れがレンズ中心に溜まってしまうので、内側から外側に円を描くようにして拭いていきます。

 

あまりゆっくり拭いていると拭きムラなどが残ってしまうので、軽めにすばやく拭くようにするのがコツです。

 

クリーニングペーパーを使う場合には、毎回新しい面で拭くようにして、汚れを広げないようにしましょう。

 

 

 

■■■レンズペンを使って仕上げよう

 

クリーニングペーパーで綺麗に拭くことができれば問題ありませんが、必要な場合にはレンズペンを使って仕上げていきましょう。

 

レンズペンは、ペン先にカーボンパウダーが付いており、そこにホコリなどを吸い付けるという仕組みになっています。

 

カーボンパウダーが手についてしまうので、レンズペンを使う際には先端部分に素手で触らないようにしましょう。

 

 

 

■■マウント部分(接合部)の清掃

 

カメラのメンテナンスで注意が必要なのが「マウント」といわれるレンズと本体の接合部になります。

 

普段はカバーを付けていたり、レンズが付いているのでホコリも入らないのですが、掃除をする時には外気にさらされるため、ホコリなどが入らないように気を配りましょう。

 

 

 

■■■マウント部分(接合部)清掃の注意点

 

上記でも書いていますが、内部にホコリやゴミが入ってしまうと画質にも影響が出ますので、内部は触らないようにしましょう。

 

清掃方法は、マウントの金属部分をクリーニングペーパーなどで拭き取るようにしてケアしていきます。

 

ミラーレスカメラの場合、レンズを外すと「イメージセンサー」が見えますが、この部分は決して触れないようしてください。

 

もしホコリやチリが入っていた場合はブロアーなどで吹き飛ばしておきます。

 

 

 

■■最後に注意したいポイント

 

ボディに関してはとくに注意するところはありませんが、レンズやマウント部分の清掃は注意が必要です。

 

一眼レフのなかには、センタークリーニングモードというものがあり、カメラ内部のイメージセンサーを見ることができる作りになっているものもあります。

 

センサーに汚れが付着している場合は別ですが、基本的に触れないようにしましょう。

 

 

 

■いつ掃除をするのか

 

 

カメラ 買取

 

 

カメラの掃除は、使用後すぐに行うことをオススメします。

 

短時間だけ使ったというのであれば別ですが、一日中持ち歩いていた場合には、必ずその日のうちにメンテナンスするようにしましょう。

 

また、長い間使っていない場合は、防湿庫や防湿ケースで保管しカビの発生を防ぐことが大切です。

 

 

 

■■カメラを手放す前に

 

今使っているカメラを買い替えたい場合や、家に置いてあったカメラを売りたい場合には、まずはメンテナンスをしっかり行うようにしましょう。

 

ホコリまみれのカメラとメンテナンスをしたカメラでは、査定金額も大きく変わってくる場合があります。

 

 

 

■■メルカリやヤフオクで売るメリットデメリット

 

メルカリなどのフリマアプリや、ヤフオクなどのオークションサイトでカメラを売ろうとする方もいるかもしれません。

 

それぞれのメリットとデメリットをしっかり理解しておく必要があります。

 

 

 

■■■個人売買のメリット

 

個人売買のメリットは、自分で値段設定ができるという点があります。

 

タイミング次第では業者に売るよりも高額で売れる場合もあるでしょう。

 

 

 

■■■個人売買のデメリット

 

個人間でのやりとりになるので、場合によっては返品や商品への苦情などの処理が必要なケースがあります。

 

またカメラは精密機械ですので、包装や郵送なども気を遣う必要があるでしょう。

 

 

 

■■買取業者にお願いするメリットデメリット

 

 

カメラ 買取

 

 

カメラ専門の買取業者を利用したり、宅配買取といわれるサービスを利用することができます。

 

宅配買取はあらかじめインターネットで申し込みを行い、その後は送られてくるダンボールキットに商品を詰めて業者に送り返し査定・買取を行ってもらうサービスです。

 

 

 

■■■買取業者にお願いするメリット

 

個人売買の時のように相手とのやりとりが少ないので、短期間で効率よく売ることができます。

 

店舗での買取の場合には、包装をしたり郵送をする手間などもないので、あまり時間や手間をかけたくないという方にはおすすめできます。

 

 

 

■■■買取業者にお願いするデメリット

 

個人間のやりとりに比べると買取金額が安くなってしまうことがあります。

 

またカメラの状態が悪かったり、型が古いような場合には買取してもらえない可能性もあります。

 

バイ王ではカメラの買取にも力をいれていますので、カメラの売却をお考えの場合は是非BUY王にご相談ください。

 

 

 

■まとめ 日頃からお手入れしておけば、手離す際にも高値に

 

 

カメラ 買取

 

 

カメラは精密機械ですので、普段からまめにメンテナンスを行っておく必要があります。

 

人によってはカメラを購入時の箱に保管されていますが、日本の高温多湿の気候ではカビが生えやすいので注意が必要です。

 

防湿庫や防湿ケースを用意するのが難しいという場合でも、簡易防湿ケースなどが安く売られていますので、カビの生えないような環境で保管するようにしましょう。

 

カメラのメンテナンスグッズもセットで売られていますので、カメラをこれから購入しようとしているのであれば、メンテナンスグッズも一緒に購入すると良いかもしれません。
 



 



 

 


 

 

 

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