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イニシャルB
ライター: イニシャルB

ふるさと納税、興味あるけど仕組みがわからない・・・納税できる地域や何が貰えるのかをリサーチ!メリットとデメリットとは?!

2021.8.31

ふるさと納税の仕組みや返礼品について解説しています。この記事では、ふるさと納税をこれからやりたいと思っている方に役立つ、申し込み方法や、返礼品の種類をまとめています。

 

この記事を読めば以下のポイントが理解できます。

 

・ふるさと納税のメリット
・ふるさと納税のデメリット
・ふるさと納税の仕組み
・ふるさと納税のやり方

 

これからふるさと納税をしようと考えている方に参考になる内容をまとめています。

 

 

 

■ふるさと納税とは?

 

 

ふるさと納税

 

 

ふるさと納税は、その場所に住んでいる住んでいないに関わらず〝自身で選択した〟市町村などの地方自治体に納税をするという制度になります。

 

「ふるさと」という言葉が付いていますが、自分が育った出身地だけではなく、現在居住している地域以外であればどこでも納税することが可能です。

 

この納税は寄付金のように、その市町村で使われることになるのですが、その目的を自分で選べるというのもひとつの特徴になっています。

 

各市町村のホームページのなかには、具体的にどのような目的があるのかや、これまでどのように使われてきたのかなどの実績が書かれているので、寄付することのよろこびも味わえます。

 

 

■■ふるさと納税のメリットとデメリットを知る

 

ふるさと納税は、地方自治体に納税をするという制度になりますが、ただ納税するだけではなく、納税者にはたくさんのメリットがあります。

 

しかし同時にデメリットも存在しますので、これからふるさと納税をしようと考えているのであれば、まずメリットとデメリットを理解しておくことが重要でしょう。

 

 

■■■ふるさと納税のメリット

 

ふるさと納税のメリットはなんといっても、豪華な返礼品です。

 

市町村や、寄付金によっても違いがありますが、その地域ならではのお肉や海鮮類、お米やフルーツなどの特産品を受け取ることができるようになっています。

 

具体的には後で説明しますが、2000円を超えた分に関しては、確定申告などの際に所得税と住民税からその分を控除してもらうことができます。

 

つまり節税をしながらお得に返礼品を得ることができるというのが、ふるさと納税の最大の魅力だといえるでしょう。

 

さらに、災害復旧が必要な地域にも気軽に寄付することができるので、地方自治体にとっても大きなメリットになっています。

 

 

■■■ふるさと納税のデメリット

 

 

ふるさと納税

 

 

ふるさと納税にはたくさんのメリットがあるのですが、注意しなけばならないのが「控除できる寄附金額」には上限があるということです。

 

ふるさと納税のポータルサイトによって計算することができますが、年収や家族構成、さらには医療費控除や住宅ローン控除をすでに受けているといった場合には、ふるさと納税による控除がされない場合もあります。

 

そのような場合には、ふるさと納税をして返礼品を得ることができたとしても、その分の金額が控除されないので、あまりお得感がなくなってしまいます。

 

この部分の計算だけはしっかり行いましょう。

 

 

 

■ふるさと納税の仕組み

 

 

ふるさと納税

 

 

そもそもこの制度がはじまったのは、都市部に人口が密集してしまうことによる地域格差を減らすという目的でした。

 

都会に住んでいる人は、この制度を利用して地方自治体に税を納めることによって、地方自治体にも平等に資金が入ることになるわけです。

 

この制度によって減ってしまった都市部の税金については、国が補填をするようになっているので、都市部のデメリットについても対処がなされています。

 

またこの制度では、その地方の特産品を返礼品という形で寄付者にお返しをするようになっているので、地方自治体の地元産業が活性化しますし、知名度なども上がるため、地方自治体にもたくさんのメリットがあります。

 

寄付者は、どこの都市に寄付をするのか、どのような形で寄付を使ってもらうのかなどを指定することができるようになっているので、ただ単に寄付をするよりも達成感を味わうことができます。

 

また地震や台風被害などがあった場合には、災害復興としてもこの制度を活用することができるので、災害の多い日本にはぴったりの制度になっているといえるでしょう。

 

 

■■ふるさと納税では何がもらえる?

 

その地方の特産品を返礼品としてもらえるようになっています。

 

お肉や海鮮、お米やフルーツなどさまざまな返礼品があるのですが、基本的に2000円を超えたものは税金控除されるようになっているので非常にお得です。

 

 

■■■やりすぎ返礼品が話題に

 

基本的に、ふるさと納税による寄付金への返礼品は還元率3割程度と決まっているのですが、ある地方自治体などはそれを遥かに超えた返礼品を提供していることで問題になっています。

 

そもそも地域活性を図るというのもこの「ふるさと納税」の目的だったのですが、ある地方自治体では、ダイソン、ブラウン、ルンバといった家電製品などを返礼品としていたり、三菱UFJニコスギフトカードなどが選べるところもありました。

 

総務省などから「やりすぎ」という声も上がっており、今後改善される見込みがあるといわれています。

 

またこれらのいきすぎた返礼品によって、地方に人気が集まり、都市部が得られる住民税が減ってしまい、結果として都市部の不満の声も上がり始めています。

 

 

 

■■ふるさと納税のやり方

 

 

ふるさと納税

 

 

このようにメリットの多いふるさと納税ですが、最近ではインターネットなどに対応したサービスも増えているので、申し込みから支払までインターネットでできるようにもなっています。

 

これからふるさと納税の具体的な申し込み方法について紹介していきましょう。

 

 

■■■地域に申し込み

 

まずはふるさと納税ポータルサイトなどで寄付をする地方自治体を選んでいきましょう。

 

返礼品で選ぶこともできますし、災害復興や純粋に応援したいというような視点から選んで見ることもできます。

 

寄付金の使い方についても、各地方自治体によっても違いがありますので、自分の望む使い方をしてくれるのかどうか確認したり、理想に合った地方自治体を探すこともできるでしょう。

 

各市町村のホームページから探すこともできますが、ふるさと納税ポータルサイトなどを参照すれば、ほかの市町村などとの比較もできますので、ポータルサイトの利用をおすすめします。

 

 

■■■寄付金支払い

 

寄付金の支払方法はかなりバリエーション豊かになっており、銀行振込、コンビニ支払い、クレジットカード、郵便局振込みなどの方法が利用できます。

 

ちなみにクレジットカードの場合には、ポイントが貯まるので非常におすすめです。

 

 

■■■返礼品を受け取る

 

支払いを済ませると、自治体より返礼品の送付が行われます。

そして重要になってくるのが、同封されている「納税受領証明書」です。

この書類は、確定申告の際に使うことになるので、しっかり保管しておくようにしましょう。

 

 

■■■確定申告をする

 

確定申告の時期は、2月中旬~3月中旬になりますが、ふるさと納税に関しては「還付申告」になるので、5年以内であればいつでも申告することができるようになっています。

 

申告の際には書類への記載が必要になることもあるので、はじめて確定申告をされる場合には、税務署が開催している一般説明会などを利用して教えてもらうと良いでしょう。

 

平成27年度から、ワンストップ制度が採用され、確定申告が不要な給与所得者やふるさと納税先が5団体以内の場合には、年末調整時に自動的に申告が処理されることになりました。

 

寄付回数が少ない場合などには非常に便利な制度ですので、積極的に活用すると良いでしょう。

 

 

■■注意したいポイント

 

ふるさと納税を利用するにあたって重要なのが、この制度によって所得税や住民税がどれほど控除されるのかを計算しておくということです。

 

基本的に所得税が多ければ多いほど、このふるさと納税によって控除される金額が多くなってきます。

 

例えば年収1000万円で、配偶者控除扶養控除なしの場合には、約17.5万円分の返礼品を2000円の負担だけで得ることができます。

 

しかし住宅ローン控除、高額の医療費控除などの控除をすでに受けている場合には、ふるさと納税によって得られる控除額が少なくなりますので注意が必要です。

 

所得が少なかったり、非課税の場合には控除される税金がないので、ふるさと納税をしてもそれによって金銭的なメリットはないといえるでしょう。

 

 

 

■人気の返礼品

 

 

 

 

やはりふるさと納税の返礼品で人気なのが肉や海鮮、フルーツなどの食べ物でしょう。

 

各地域の名産品を実質2000円だけの負担で食べられるので、とてもお得になっていますし、ふるさと納税ブームということもあり、各地でもさまざまな特産品を選べるようになっています。

 

 

■■お肉の返礼品がある地域

 

お肉の返礼品を用意している地域は少なくありませんが、なかでも宮崎県都城市「大万吉豚」はとくに大人気です。

 

大万吉豚は、霧島の地下岩盤の天然水を飲み、肉質マイスターが厳選した原料を食べているとだけあって、臭みがなく肉質が良いことでも有名です。

 

豚肉では、佐賀県唐津市の佐賀県産の豚肉セット、都城産でさつま芋を飼料にして育てた「おさつポーク」が、さらに牛肉では、福岡県上毛町の「豊後牛」、都城産の黒毛和牛サーロインステーキ、佐賀県嬉野市の佐賀和牛、福岡県上毛町の「豊後牛」が人気になっています。

 

鶏肉については、佐賀県唐津市の地鶏や、宮崎県産鶏「雪美人」などのブランドが有名です。

 

 

■■海鮮の返礼品がある地域

 

海鮮では北海道森町のいくら醤油漬500g、北海道根室市「えぞばふんうに」、長崎県松浦市の干物の詰め合わせなどが非常に人気です。

 

干物系はふるさと納税の返礼品のなかでも高い人気を誇りますが、他には神奈川県小田原市の干物詰合せ、静岡県下田市真あじのひもの10枚セット、佐賀県唐津市 昭徳の天日干し、小あじの天日干し真空個包装セットなどが人気商品としてあげられます。

 

 

■■フルーツの返礼品がある地域

 

フルーツとしては、愛知県田原市「アールスメロン」、和歌山県湯浅町の「シャインマスカット約1.5kg」、福岡県春日市の「ゼスプリ・ゴールドキウイフルーツ」、千葉県横芝光町からは30種以上から選ばれた梨セットもよく選ばれています。

 

メロンでは和歌山県湯浅町の「北海道産濃厚赤肉メロン2玉入り」、千葉県芝山町「メロン箱詰め(2ヶ入) 」北海道森町の「北海道産赤肉メロン」などが人気になっています。

 

 

■■その他おすすめ

 

その他のおすすめとしては、食べもの以外の電化製品をあげることができるでしょう。

 

例えば、長野県塩尻市のEPSON EP-50V(プリンター)、徳島県佐那河内村ではダイソンDyson Ball Motorhead+、福岡県行橋市のappleTV 4K 64GB、長野県飯山市はパソコンのVAIO Zなどがふるさと納税の返礼品になっています。

 

これら電化製品も還元率が30%から60%になっているので、普通に電化製品を買うよりもかなりお得になっています。

 

 

 

■ふるさと納税のポータルサイト

 

 

 

 

これらのふるさと納税をより簡単に行うために、さまざまなポータルサイトがあります。

 

ポータルサイトによって扱っている商品や地域などが違うので、もし欲しい返礼品がある程度決まっているのであれば、その分野の商品を扱っているポータルサイトを利用するとより効率的だといえるでしょう。

 

 

■■ふるなび

 

ふるさと納税に関するポータルサイトはかなり多いのですが、「家電」の返礼品をたくさん扱っていることでも知られる「ふうなび」は利用している人も多いようです。

 

ちなみに「ふるなび」では、クレジットカード対応になっているので、寄付に応じてポイントも貯めることもできます。

 

 

■■さとふる

 

ふるさと納税を採用している自治体をまとめおり、ポータルサイトのなかでも抜群の使いやすさを誇るのが「さとふる」です。

 

クレジットカード決済だけではなく、ソフトバンク支払いなどもできるようになっているので、ほかのポータルサイトよりもさらに使いやすくなっています。

 

返礼品の人気ランキングなどもあるので、どこの返礼品にしようか迷っている方などは、是非参考にしてみるのも良いかもしれません。

 

 

■■楽天市場

 

有名な楽天市場でも、ふるさと納税を利用することができるようになっています。
寄付上限シミュレーターなどもあるので、ふるさと納税をはじめて行う方にも便利なつくりになっています。

 

楽天会員であれば、ポイントを貯めたり、貯めたポイントを利用できるというメリットがあります。

 

 

■まとめ メリットデメリットを理解してふるさと納税を活用しよう

 

 

ふるさと納税

 

 

ふるさと納税は、魅力的な返礼品が非常にうれしい制度になっていますが、収入や家族構成などによっては、あまり金銭的なメリットがない場合もあります。

 

さらに自分で限度額を計算したり、確定申告などの手続きなど面倒と思える部分もあるかもしれません。

 

しかし災害復興に気軽に参加できたり、生まれ育った故郷への恩返しなど、金銭的なもの以上にやりがいを感じさせる制度になっています。

 

そのメリットとデメリット、さらにはふるさと納税の本来の目的を理解して活用していきましょう。

 

 

 



 



 

 


 

 

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ふるさと納税 返礼品について

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