村上春樹『ランゲルハンス島の午後』
※掲載が遅れてしまい、タイムリーにアップすることができませんでした。少しだけ時計の針を戻した気持ちでお読みいただけると幸いです。
こんにちは。北口です。
ノーベル賞の話題が熱くなる季節が到来しましたね。今回、ノーベル文学賞は誰なのか、また村上春樹は賞を獲れないのか、世界各国のハルキストがやきもきしていることでしょう。
村上春樹は自身のエッセイで、「純文学と大衆文学を明確に区別することは難しい。さらに、区別する必要もないと思う。しかし、あえて言うなら、自分の文学は純文学だ。読み手の咀嚼を必要とする。」と述べていました。確かに、彼の文章は少々難解で伏線が多く、分かりにくいと思う方も多いですよね。
そんな方でも気軽に読んで頂けるのが、彼のエッセイです。淡々としていてアクがなく、また彼はアメリカに住んでいるので、アメリカやヨーロッパの美しい情景がよく記されています。
今回紹介するのは、村上春樹のエッセイ、「ランゲルハンス島の午後」です。
このエッセイの良いところは、挿絵の鮮やかさと、見開き1ページで文章が終わる手軽さです。
読まれる方は「うんうん、それわたし(ぼく)も分かるな~」という章が、きっとどこかで見つかるでしょう。
わたしは特に、「暇つぶしにはデパートが最適」という彼の意見におおっ!わたしも!と思いました。デパート内には様々な洗練された展示により、季節が表現されており、それを見るだけでも楽しいですよね。また、朝一番のデパートに入った時の爽やかさと緊張感、屋上でぼんやりする時間の良さ…どれもとても共感できます。
この本を読んでいた時、お酒を飲みながらキッチンで料理をしていました。キッチンドランカーがキッチンでちらり、と読んでクスッとできる本です。
(もちろん揚げ物の時は、目を離してはいけませんよ)
皆様もぜひどうぞ。
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