amazonギフト券購入にd払いは使えるか解説!そのままでは使えず工夫が必要
amazonギフト券を購入するさいにポイントも獲得することができれば、よりお得な買い物や現金化が可能となります。
では実際に、キャッシュレス決済の一つである「d払い」を使ってamazonギフト券を購入することはできるのでしょうか?
ここではそんな疑問を持っている方に向けて、d払いでamazonギフト券を購入する方法について解説します。
目次
amazonギフト券購入にd払いは「そのままでは」使えない
結論から言うとamazonギフト券購入に「そのまま」d払いを使うことはできません。
しかし少しの工夫でd払いのシステムでお得に購入することが可能です。
ここからはd払いの基本を確認しながら、どうすれば購入できるのかについて順番に説明します。
d払い自体はドコモのスマホや回線でなくても利用できる
d払いはNTTドコモが提供するスマートフォン決済サービスで、PayPayや楽天ペイと同じく専用アプリを使い、スマホ画面を提示することで支払いが行えます。
ドコモ払い(キャリア決済)と混同されがちですが、d払いはドコモ以外の携帯回線契約者でも使用可能です。
使用にはdアカウントとd払いアプリが必要で、dアカウントはドコモのサービスに登録することで作成できます。
支払い方法としてクレジットカードを登録することで、誰でもd払いを利用できるようになります。
d払いはdポイントやdカードと連携ができる
「dポイント」は200円の利用で1ポイントが貯まるシステムで、d払いを使ってこれらのポイントを消費することも可能です。
これにより、dポイントを最大限活用することが可能。
さらに、d払いをdカードと連携させることで、ポイント還元率が上昇し、最大で常時1.5%の還元(200円利用ごとに3ポイント)が貰えます。
dカードにはプリペイドカード形式もあり、このカードを活用することでAmazonギフト券をよりお得に購入できます。
プリペイドカード形式のdカードをAmazonギフト券購入の支払いに利用すると、効率良くポイントを貯めることが可能になりますので、この点は特に覚えておくと良いでしょう。
amazonギフト券の購入はd払いでは不可能になった
Amazonギフト券は、贈り物だけでなく、購入時の割引を通じてAmazonでの買い物を実質的にお得にする方法としても利用されてきました。
かつては店舗のポイントやセールを活用し、Amazonギフト券を安価に大量購入する金策が一般的でした。しかし、現在ではこのような手法はほとんど効果を発揮しなくなっています。
コンビニや家電量販店で販売されるカードタイプのAmazonギフト券は現金購入のみ可能となり、電子版ギフト券の購入に利用できるキャッシュレス決済手段もクレジットカードに限られています。
かつては「ドコモ払い」などのキャリア決済を使用して後払いでギフト券を購入することが可能でしたが、2019年7月以降、キャリア決済での購入は不可能になりました。
このように、Amazonギフト券を利用した金策は現在、以前に比べて大きく制限されている状況です。
d払いでのお得な購入方法の抜け道はプリペイドカード購入にあり
ここまでの説明で、現在amazonギフト券は現金かクレジットカードでしか購入できないためd払いの直接利用ができないことは理解できたかと思います。
しかしd払いのメリットはdポイントやdカードとの連携にこそあります。
そしてdカードには「dカードプリペイド」という、d払いで貯めたdポイントをチャージできるプリペイド形式のものが存在しています。
つまり少し遠回りになりますが、dカードプリペイドを活用することでd払いによるamazonギフト券購入が可能になります。
dカードプリペイドを使ったamazonギフト券購入までの流れ
dカードプリペイドを使ったamazonギフト券購入には、以下のような段階を踏む必要があります。
- d払いでdポイントを貯める
- dカードプリペイドを発行する
- dポイントをdカードプリペイドにチャージする(条件あり)
- dカードプリペイドを支払い用クレジットカードとしてamazonに登録する
- amazonギフト券をクレジットカード決済で購入する
この流れであればd払いで貯めたdポイントを無駄なくamazonギフト券に変換できます。
dカードプリペイドはクレジットカード扱いですが、審査自体はそれほど厳密ではありません。
基本的に誰でも作れる一枚持っておくと便利。
dポイントでのチャージにはドコモ回線必須という条件がある
ただしこの方法にも問題があり、2021年3月からはdポイントでのチャージに「ドコモ回線での認証」が必要になりました。
つまりd払いやdポイントはドコモ以外の携帯回線でも利用できますが、d払いでamazonギフト券を購入できるのはドコモ回線契約者のみということになります。
またドコモ回線利用者であればドコモ払いによる携帯電話料金との合算支払いでもdカードプリペイドにチャージすることができます。
格安SIM会社が借りているドコモ回線は含まれず、ドコモと直接契約している回線しか認証をできなくなっています。
格安プランである「ahamo」は対象なので利用できます。
すでに使えなくなっているamazonギフト券購入方法に注意
d払いを駆使してのamazonギフト券購入のテクニックは規制と抜け道のイタチごっこのような状態になっています。
例に挙げたdカードプリペイドへのdポイントチャージがドコモ回線契約者に限定されてしまったように、他にも現在は規制されている古いテクニックは多数存在しています。
インターネット上にはいまだにそうした古いテクニックが紹介され続けているため、すでに使えなくなっている購入方法を試してしまわないように注意しましょう。
ここでは現在は利用不能になったりメリットを失ってしまった購入方法について触れておきます。
pincomでのd払いを使ったamazonギフト券購入はすでに終了
「WebMoney PINCOM」はWebMoney社が運営するプリペイド番号発行サイトです。
会員登録不要でamazonギフト券などのプリペイド番号をネット購入することができます。
以前はd払いに対応し直接d払いによってamazonギフト券を購入できる数少ない方法となっていましたが、現在は携帯決済やQRコード決済には非対応となっています。
バンドルカードへのチャージができるのはd払いではなくドコモ払い
「バンドルカード」は、VISAブランドのプリペイドカードを作れるサービス。
バーチャルカードと呼ばれるデータのみのカードであれば、最短1分で作れる点が大きな魅力です。
そしてバンドルカードは現金チャージの方法に「ドコモ払い」を指定することができます。
ドコモ払いはドコモによる携帯キャリア決済の名称で、d払いとは違ってドコモと回線契約を結んでいる人だけが利用できる後払いシステムです。
しかし名前と用途こそ似ているものの、最大の特徴であるdポイントの獲得や消費ができないという弱点があります。
先に説明した通りd払いでdカードプリペイドにdポイントチャージをするためにはドコモ回線契約が必須となっています。
つまりドコモ払いが使える人であればdカードプリペイドを使ったamazonギフト券購入も可能であるため、あえてバンドルカードの方を使うメリットはほとんどありません。
amazonギフト券以外にd払いで買えるギフト券は?
d払い経由でdカードプリペイドを使う方法では、amazonギフト券以外のギフト券を購入することもできます。
ここではamazonギフト券と同じくらい使い勝手や現金化に向いたギフト券について紹介します。
JCB商品券は取り扱い数が多く換金率も高め
JCB商品券は換金率の高いギフト券の一つとして知られています。
また流通量や使用可能な場所もギフト券の中では特に多いため、オークションサイトや金券ショップを使った購入や売却がしやすい点も魅力となっています。
クレジットカードが利用可能なオークションサイトや金券ショップサイトなら、dカードプリペイドやバンドルカードを介しての購入ができます。
d払いやドコモ払いの残高を最終的に現金化したい時には便利。
郵便局ではd払いで切手シートを購入することができる
キャッシュレス化が進んでいる意外な場所に郵便局があります。
全国の郵便局では近年キャッシュレス化が推進されており、クレジットカードだけでなくd払いを始めとした各種QRコード決済も利用可能な場所が増えています。
たとえば切手を郵便局でd払い購入すると、dポイントの還元もしっかり受け取れるため、通常購入よりもかなりお得です。
また金券ショップでの切手の買取率は80%以上とされているため、切手シートをまとめ買いして現金化するとポイント還元も含めて効率よく現金化できます。
amazonギフト券をd払いで購入する方法のまとめ
現在は規制が強化されたことで、d払いではamazonギフト券を直接購入することはできなくなっています。
d払いで購入するにはdカードプリペイドを経由する方法が有効ですが、dポイントをチャージするためにはドコモ回線の契約が必要になる点が問題となるでしょう。
ただしドコモ回線を持っていると携帯決済に当たるドコモ払いを使っての購入方法も選択肢となるため、「ahamo」など格安契約がおすすめです。
単純にdポイントをd払いで消化したいのであれば、amazonギフト券にこだわらずJCB商品券や切手シートを購入するのもいいでしょう。
一つ注意点として、dポイントには「期間・用途限定」という利用期限が極端に短いキャンペーン配布型のものがあります。
期間・用途限定のdポイントはdカードプリペイドのチャージに使えないといった制約があるため、d払いを通じてamazonギフト券に変換するといった使い方もできません。
amazonギフト券やd払いの特徴を参考に計画を立てていくようにしましょう。