質屋と買取サービスって何が違うの?
使わなくなったブランド品。
家に置きっぱなしにしていてもタンスの肥やしになるだけ…でも売却するのもなんか面倒くさそう。
そんな状態の方にピッタリの記事をご用意しました!
・質屋と買取サービスの違い
・買取サービスは買取方法が選べる
・ブランド品の売却方法
・売却前の準備
・買取相場がわかるものはおおまかな金額をチェックしておく
この記事では「どういう手段で売却すればいいのか?」から「売却する際の注意点」まで全てを知ることができます。
■質屋と買取サービスの違い
ブランド品を売ろうと思った時、まず思い浮かぶのは「質屋」という方も多いのではないでしょうか?
近年は「質屋」とはべつに「買取サービス」と呼ばれる業者も増えています。
人によっては古い呼び方が「質屋」で、新しい呼び方が「買取サービス」じゃないの?と思っている人も。
しかし、この2つは少し違います。
端的に言うと「質屋」は「品物を預けることでお金を借りられる場所」(買取も可能です)
「買取サービス」は「品物を買い取ってもらえる場所」です。
ここからは「質屋」と「買取サービス」の具体的な違いを解説していきます。
■■質屋とは?
最近では「質屋は物を買ってくれるところ」と思っている方も多いようですが、本来の質屋の役割は品物を担保にすることでお金を貸してくれる場所です。
その品物に見合っただけの金額から、手数料などを差し引いた額を融資してもらえます。
決められた期間内に融資されたお金を返すことができなければ、預けた品物はそのまま質屋のものになります。
場合によっては、利息だけ質屋に返すことで、品物を預ける期間を延ばすことができるので、その品物を手放したくない時には便利ですね。
つまり、お金が欲しいけれど、品物は手放したくないという時に活用できるのが「質屋」です。
■■■質屋は来店が必要
質屋に品物を預ける際は店舗に品物を持っていく必要があります。
最近の「買取サービス」のなかには、自宅(出張や宅配)で買取してもらえるサービスがありますが、質屋は基本的に店舗型のところがほとんどです。
時間がない方や、品物を持っていくのが大変だという方には不便かもしれませんね。
■■■査定額が買取に比べ低い
さらに「質屋」の場合には「査定額が買取に比べ低い」という特徴もあります。
これは「預かり」というシステム上、どうしても手数料がかかってしまうことや、「買取」ではなく「融資」ということになるので仕方ないのかもしれません。
■■買取サービスとは?
「お金を借りられる」質屋に対して、品物をそのままお金に変換できるのが「買取サービス」です。
買取の際には、売買契約を締結することになるのですが、それが成立すれば所有権は相手のものになるので、後で商品を返してもらうことはできません。
質屋に比べると、品物を預ける手数料がないので、その分高く売ることができます。
即金で商品分のお金が欲しい場合は、買取サービスがオススメです。
■■■買取サービスは買取方法が選べる
「買取サービス」と言っても、実に様々な方法があります。
よくある店頭買取のほかにも、宅配買取や出張買取などの方法もあり、店に足を運ぶことなく買取してもらうことも可能なので、住んでいる場所に関わらず売却しやすいのが特徴です。
■■■■宅配買取
「宅配買取」とは、売りたい品物を送って買い取ってもらうサービスです。
インターネットで買取依頼を行い、送られてきた宅配キット(段ボールなど)に品物を詰めて買取業者へ送付します。
業者が届いた荷物を確認した後に査定金額の連絡がくるので、OKの場合はそのまま売却、NGの場合は返却してもらう、というのが基本的なシステムです。
宅配買取は、人と合わずに(集荷・発送時以外)売却できるので、「コッソリ買い取りしてもらいたい」という方や「家に査定員が来ることに抵抗がある」方にピッタリです。
とくに一人暮らしの女性の場合は宅配買取が安心かもしれません。
大体の査定金額については、事前に電話やネットなどで調べることができるようになっているのも良いですね。
■■■■店頭買取
「とにかく早く売りたい!」という方にオススメなのが「店頭買取」です。
リサイクル店などに、身分証明書と、売りたいアイテムを持っていけば、すぐに査定金額を提示してくれます。
未成年の場合には、親御さんの委任状が必要な場合もあるので、できれば保護者の方と一緒に行くとスムーズです。
店頭買取といっても、お店によって得意不得意の分野があります。
もしブランド品を売りたいというのであれば、ブランド品を専門に扱っている買取ショップなどを利用すると正当な評価が期待できます。
■■■■出張買取とは
「出張買取」は、査定員が家など指定された場所に来てくれて、そのまま査定してくれるサービスです。
普段忙しくて、お店まで行く暇がないという方にはピッタリですね。
ただ注意したいのが、業者によっては「出張費用」を請求するところもあるという点です。
売るか売らないかに関係なく、家に来てもらうだけで費用が発生してしまうので、無駄な費用を掛けたくない方にはオススメできません。
■■■査定額が質に比べ高い
「買取サービス」は、買取を専門に行っているので、査定額が質に比べ高い傾向にあります。
なるべく高く売りたいなら、質屋よりも買取サービスを選ぶと良いですね。
■ブランド品の売却方法
質屋と買取サービスの違いはご理解いただけましたでしょうか?
ここからは本題の「ブランド品売却」について説明していきます。
例えば「オメガ(OMEGA)やカルティエ(Cartier)の腕時計」「ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)やシャネル(CHANEL)のバッグ」といったブランド品。
どれも”高級品”なので出来るだけ高く買い取ってもらいたいものですね。
ここからは目的に応じた売却方法などを紹介していきます。
■■売却方法を選ぶ
元値が高価なブランド品、人気アイテムともなれば買取額も高額になります。
売却方法の差で買取額に差が出てきますので、適切な売却方法を選択しましょう。
■■■最も早く高額で売却できる店頭買取
最も早く高額で売却できるのは店頭買取です。
身分証明書と売りたい品物を持っていけば、すぐに査定・買取をしてもらえます。
ブランド品を専門に扱っている買取ショップなどは相場に敏感なので、人気アイテムは高価買取が期待できます。
また、買取なので質の金額よりも高値になります。
■■■時間はかかるが楽に売却できる出張・宅配買取
「とくに急いで売る必要がない・楽して売りたい」という方にオススメなのが、「出張・宅配買取」です。
家にいながら査定や買取をしてもらえるので、普段忙しい方にもオススメです。
査定額は業者によっても違いがありますが、こちらも質に比べると高価買取に期待できます。
■■■手放すか迷っている場合は質屋を利用
上記でも説明しましたが、質屋には「預かり」制度があるので、その品物を売るか迷っている場合には質屋がオススメです。
その場合「査定額が買取に比べ低くなってしまう」点を理解したうえで利用しましょう。
■■売却前の準備
売却を決めたら、売却前に査定でチェックされる点を踏まえつつ準備をしましょう。
査定の際にチェックされるポイントは
・付属品の有無
・傷や汚れの有無
です。
これから具体的なポイントを挙げていきます。
■■■付属品を揃える
買い取りでプラス査定になるかどうかを左右するのが「付属品」の有無です。
付属の説明書や証明書があるかどうか、箱と備品が付いているのかは非常に重要です。
とくにブランド品の場合には、それが本物であることを証明する保証書は欠かせません。
■■■取れる汚れはとっておく
ブランドバッグにしても洋服にしても、傷が汚れがある場合には「マイナス評価」になってしまいます。
簡単に落とすことができそうな汚れの場合は、固く絞ったタオルなどで拭いておきましょう。
簡単に落ちる汚れであれば自分で処理できますが、クレンザーや洗剤を使ってゴシゴシ洗ったりすると「色落ちや生地の傷み」の原因になるので無理はしないようにしましょう。
自分で落とせそうにない汚れは、そのままにしておいたほうがいいですね。
様々なメンテナンス方法があるので「バッグ」「時計」「アクセサリー」それぞれのポイントを箇条書きにしてみました。
【バッグのクリーニング方法】
・黒ずみの原因となるホコリを除去
・皮バッグは乾いた布でケア
・ナイロン、キャンバス生地は掃除機で
・市販の防臭・防カビ剤を入れて匂い除去
【時計のクリーニング方法】
・ティッシュや綿棒で大きな汚れを落とす
・セーム革など柔らかな布で汗汚れを除去
・金属部分は柔らかい歯ブラシで洗う
【アクセサリーのクリーニング】
・柔らかい布か専用クロスでケア
・プラチナは中性洗剤で汚れを除去
・ゴールドは柔らかめの歯ブラシでケア
・シルバーは専用シルバークリーナーを使う
無理のない範囲でケアをして、高値での売却を目指しましょう。
■■■買取相場がわかる物は、おおまかな金額をチェックしておく
最近では、アイテムにもよりますが品物の買取相場を比較できるサイトが存在します。
あらかじめ、おおまかな金額をチェックしておけば、買取してもらう際の基準になります。
さらにブランドによって「買取率」に違いがあります。
あるブランドでは定価と買取額の差が少ないのに対し、あるブランドでは定価は高いのに買取額はかなり低いということもあります。
もちろん品物の型番や保存条件によっても査定金額が左右されるので、あくまでもおおまかな指標として考えておきましょう。
■■■複数の業者に見積してもらう
より高い金額での買取を求める場合は「複数で買取の見積もりをとる」といいかもしれません。
一口に「買取サービス」といっても、それぞれの業者で専門に扱っているアイテムには違いがあり、買取方法、その店の得意とするジャンルなどで買取額に差がでます。
時間があり、手間を惜しまないのであれば複数の業者に見積りしてもらうことをオススメします。
複数で見積もりをとれば、大体の相場が分かってくるので、どこが一番高いのかすぐ分かります。
■普段から注意しておきたい「高く売るコツ」
バッグ・アクセサリー・時計など、不要になったら売却する可能性があるアイテムは、使用する際に少し気を遣うことで買取額に差がでます。
とくに元値が高級なブランド品の場合はその差額も大きくなってきますので、大事に扱うようにしましょう。
ここからは日常的に注意しておきたいポイントをご紹介。
■■付属品はまとめて残しておく
付属品は「箱」「袋」「証明書」「説明書」「ストラップなどの備品」「タグ」などをさします。
こういった物は、あればある分だけいいので、全てまとめて残しておきましょう。
■■適切に保管する
「直射日光を避ける」「湿度の高いところにおかない」といった基本的なことに注意を払うだけでも大きな違いがあります。
そうすることで、直射日光によって色焼けしてしまったり、湿度によってカビやシミが発生することを避けられます。
■■メンテナンス方法
メンテナンスは、素材によって違いがあります。
例えば「革製品」の場合、水分は大敵ですので、使用しないときは乾燥剤を入れて型崩れしないように保存してください。
雨などで濡れた時にはそのままにせず、タオルなどで優しく拭き、乾かすようにしましょう。
ほかにも、専用のブラシでブラッシングしたり、クリームで保湿するなど、定期的にケアしてあげることも重要です。
■■まとめ 質屋と買取サービスの違いを理解して効率よく売ろう
「質屋」と「買取サービス」は似たようなイメージがありますが、異なる特徴があります。
もし「今持っている品物を手放したくないけど、当面お金が必要!」という場合には「質屋」を。
「もう使わないから、お金に換えたい」というなら「買取サービス」がオススメです。
買取サービスであれば、すぐにお金が欲しい場合には店舗で売却、時間がかかっても楽に売却したい場合は宅配買取、物が多くて持っていくのも箱に詰めるのも面倒臭い場合には出張買取、そのように様々な方法が選べるショップも多くあります。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、理解してから利用すると良いですね。
いずれの方法にしても、複数で見積もりをとって、一番好条件の方法で売ると高額買取が期待できます。
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